伝説の『映画プロデューサー』死す!
よほどのオールド映画ファンしかご存知あるまい。
『松竹映画』の名プロデユーサー『山内静夫さん』が逝去された。
享年95。
山内静夫さんは作家里見弴さんの4男として生まれ戦後昭和48年松竹に入社。昭和56年の『早春』から62年の『秋刀魚の味」までの全ての
『小津安二郎作品』を手がけた方だ。
私にとっては『湘南高校』の遥かな先輩でかつて『映画監督志望』の私には『憧憬』の先輩でもあった。
そんな先輩に随分と後年になって一度だけお会いしたことがある。
『2000年プレミアムイベント』の一環で鎌倉の『鶴岡八幡宮』で
『カウントダウン』があった。当時の『鎌倉市長』が私の湘南高校時代の同級生で彼に依頼されて私はその折の『司会』に指名された。その席に彼山内静夫さんがいた。鎌倉生まれ鎌倉育ちいわば鎌倉を代表する文化人著名人としてだ。
『イベント』は『カウントダウン』の最後に鎌倉在住の漫画家『横山龍一』さんが自身の描いた『龍』に『目玉』をかき入れるというものであった。
あれから21年。
山内さんともお会いすることもないまま彼の『訃報』に接した。
横山先生も私の同級生の竹内元鎌倉市長も鬼籍の人となっている。
山内静夫さん、皆様のご冥福祈り挙げつつ合掌。
このところ鎌倉へも伺う機会がない。
ひたすら『コロナ終息』を念じている。