出逢うまでさがす、その繰り返し
時折、「どうやって読みたい本をさがすんですか」みたいな事を聞かれる事があるのです…
まぁ、だいたい何か適当にお茶を濁すようなコトを言っていますが、こればかりはカン(勘)と言うか何と言うか自分でもよく分からないのです。
新書・古書問わず、まずは書店に出向き、背表紙を見て気になるものは手に取る、次にあらすじを読む、そこで気になるようであれば「買って読んでみる」それだけです。
読んで面白くなければ、そのセンセの本は買わない。この繰り返ししかありません。
他にも「新たなセンセに出逢う」シーンはありますが、このパターンが一番多いですね。
ただまぁ私の場合、自分が知らない事が書かれていると、すぐに「面白い」と思ってしまうのか、一度出逢ったセンセ方は9割以上継続してお付き合いさせて頂く事が多いようです。
しかし最近は、某センセの作品のように、「物語が面白くなるまでに数冊レベルの時間を要する」執筆スタイルの方もいらっしゃるため、最初に出逢う際、同時に数冊は購入し、我慢(某センセごめんなさい)して読む事にしています。
面白いストーリーを描かれるセンセに歳は関係ないと思っています。お若い方もいらっしゃれば、既にお亡くなりになっている方の作品に夢中になることも…。
誰かに聞く、誰かの感想を参考にする、教えを乞う際はそれでも良いのでしょうが、そういった本やセンセ達との出逢いは「自分の出逢い」ではないんじゃないかなぁ。
自分で探して出逢えたからこそ、その先もずっと愛していける作品やセンセ方になっていくのではないかと思います。
そして「読みたい」「面白い」そう思った時が自分にとって最良の出逢いの時ではないかと思っておりまするぅ。