退屈な話を聞くと寝つきが良くなる
僕は、なかなか寝つけないことが多いです。
布団に入ってジッとしていると、昔経験した嫌なことを突然思い出したり、
将来がすごく不安になったりして、いろいろなことを考え始めてしまいます。
気がつけば一睡も出来ないまま、カーテンの向こうが明るくなってくる。
ネットで調べてみると、
「寝る前の食事やカフェインの摂取は控えよう」
「日中に運動をして、太陽光で体内時計を整えよう」
「ブルーライトを発する液晶画面を見ないようにしよう」
といった解決策が載っていますが、どれも僕にはイマイチでした。
ましてや「疲労やストレスを溜めないようにしよう」なんて、現代社会では無理な話だと思います。
そもそも疲れを取るために眠ろうとしているのに、眠るために疲れを取ろうだなんて、あべこべです。
でも、あれこれ試しているうちに面白い方法を思いつきました。
それは、退屈な話をひたすら聞くことです。
朝礼で校長先生の長くて退屈なスピーチを聞いていると、ウトウトと眠くなってしまったという経験がある方は多いと思います。
あの現象を布団の中で再現できたら、ぐっすり眠れるんじゃないかと考えたわけです。
具体的には、ポッドキャストやVoicyなどの音声配信サービスから、難しくて少し堅い内容のものを選んで、枕元で再生します。
Audibleなどのオーディオブックや、電子書籍の読み上げ機能を利用するのも良いと思います。
僕の場合は放送大学の学生ですので、大学のラジオ科目を聞くこともあります。
(※放送大学の講義が退屈と言いたいわけではないです。
とても興味深い内容なのですが、時々眠気を誘う作用があります。)
重要な点は、聞くことにしっかりと集中することだと思います。
頭の中で余計なことを考えてしまわないように、全神経を音声だけに集中させる感じです。
そうしていると徐々に音声が遠退いていき、意識が薄れていくのを感じてきます。
いわゆる「寝落ち」の状態ですが、この瞬間はとても気持ちがいいです。
この方法が誰にでも効果的なわけではないと思いますが、
今のところ僕は寝つきが良くなった気がしています。
面白そうだなと思ったら、皆さんも一度試してみてください。
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