家庭の居心地が良いと学校に行かなくなるってホント？

子どもが学校に行かないのは家の居心地が良すぎるからだ。そう言った意見の方が少数ですがいます。正しいとか間違いとかではなくて、不登校を経験した自分は実体験としてそうではなかったというか、逆だったなぁと感じています。

真っ暗なトンネルでゴールの見えない道を進む。
それがどれだけ苦しくて怖いことか。

家庭の居心地も悪かったらいよいよ生きる意味も見失ってきたり、行動しようなんて力がどこにもない。

家の居心地が悪かったら……

学校に行くでしょうか？もしかしたら行くかもしれません。無理して行くかもしれません。そこで運よく何かに恵まれて救われて立ち直っていくかもしれません。しかし、全員が全員こうなるなんてこともありません。

どこにも居場所がなくなって予想もできないどこかに行き着くことになると思います。どこにもたどり着けない、それはもっと恐ろしいことです。

家の居心地が良かった自分の場合

確かに居心地の良さに甘えて学校に行かなかった時期はあったと思います。甘えることも出来なかったら死んでたんじゃないかってくらいなのでゾッとしますが。ただ、居心地の良さから動き出せたのは間違いないです。安心できる場所があるから挑戦できる。外に出ることも学校に行くことも旅行することも、家に対する安心感があったらかできたこと。

一歩踏み出す力は

安心できる居場所がくれた