起立性調節障害の辛さと僕が経験して思ったこと。
起立性調節障害は症状の重さや治るペースが人によってバラバラなので、僕の経験が起立性調節障害のすべてというわけではありませんが、大変というのは共通しているのかなと思います。
中学1年生の頃からお風呂に長く浸かれなくなって、徐々に有酸素運動終わりの立ちくらみが激しくなって、気が付いたら学校に行けなくなりました。
心拍数とか血圧とか変だし、生活習慣崩したわけじゃないのに、毎日正しく頑張ってたのになんで?と思っていました。
病院に行っても薬もらうけど効かないし、土日は少し調子良かったり部活だけならたまに行けるのも自分サボってるのかなと感じて苦しいし、勉強の遅れや進学の不安など、いろいろなものに押しつぶされそうになったけど身体は動けず1日何もしないで終わる。
起立性調節障害の症状の影響は徐々にメンタルにも影響を与えるようになりました。自分への自信のなさや、周りの目が気になって怖くなったり、体調が良くても学校に行けない日が続きました。
このような経験を経て大学生になった僕、中学高校時代にこの経験をできてよかったと思っています。乗り越えた自信もそうですが、自分の体調を自分で理解できるようになったり、学校に行けない時間でどうするか毎日考えたことは自己管理能力につながっています。
体調が悪い時はメンタルにも影響が出やすいから、そう理解しているだけで不調の2次災害を防げるし、戦略的講義欠席での罪悪感もなく、計画的撤退力が身に付きました。(笑)
個人的な感覚としては、本人が何か動き出してから右肩上がりになるイメージなので、まずは落ち着くこと、まず朝起きるとか外出るとか、一歩一歩から進むこと。
行動しないとってわかってても動けない時間を過ごした僕が変わったのは、学校以外の行動(散歩とか買い物とか)をするようになってからでした。まぁそれまでに1年くらい経ってましたけどね。(笑)
本当にメンタルが与えている影響が強いと思っていて、普段の学校は行けないのに修学旅行は行けた時、それを実感しました。学校への後ろめたい気持ちが薄れれば回復も学校への登校も近づくと思っています。
私にはサポートしていただいた分のお返しをできる力があるかわかりません。 ただ、必死に一生懸命頑張る!とだけは約束します🔥