それは、センセー
幼稚園・小学校・中学校・高校・大学・・・
それぞれのシーンでお世話になった先生はたくさんいいる。
担任の先生だったり、部活・習い事の先生、はたまたお医者さんだったり。
志おんの中でも忘れられない先生は何人かいる。
一人目は、現在進行形でお世話になっている鍼の先生。
とにかく変人である。人のことをオタマトーンと呼んでみたり、マッサージの時に「志おんさんをマッサージしてるとさぁ、小学生の時につぶしたカエルを思い出す」とかまあ失礼かつ非道かつ無神経である。
だが、褒め上手ではあるし、なんだかんだ言って患者さんを第一に考えてくれているのでいい先生だと思っている。(刷り込みかもしれないけど元気になったのは事実だ。)
一人は仕事先の、いわゆる士業と呼ばれる職業の先生だった。
どういった業種かは伏せるが、人を救うためにある資格で、人をいかにして苦しめ、最終的に蜘蛛の糸を垂らす。それもかなりギリギリの条件で。なかば893である。
そんな場所で働いていた志おんも志おんだが、以前は至極まっとうな先生だった。が、大病を患い一応生還したものの自らの命の先が見えると人はここまで豹変するのか。と思ったほどだった。
そしてもう一人は食べる大切さを教えてくれた料理教室の先生だ。
この先生もなかなか濃かった。志おんは料理が作れなかったので、一人暮らしをすべくまともに料理くらい作れなくては!!と意気込み料理教室へ通ったものの、包丁を握るのは高校の調理実習ぶりくらいでレパートリーもあまりなかった。なので料理教室に通ったわけだがその時の言葉に感動し、今もなるべく自炊を心掛けている。
「口に入れるものから生命(いのち)は作られていくんだよ」
そうだな。そういうことだ。
きょうももりもり食べる。
そして太っていく。
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