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アマプラ映画感想メモ#25『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』
今時エヴァンゲリヲン初見なアマプラ映画感想メモ25日目。
致命的なネタバレは避けるべく努力するが、あらすじや表現、全体の構成についてなどは触れようと思うので、一切情報を入れずに映画を観たい方はお気をつけて。
今回観た映画はこちら。
『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』
〇観ようと思ったきっかけ
シン・エヴァンゲリヲンを劇場で観たいという気持ちが起こったため。
〇概要
2007年に公開された、日本のアニメ映画。
監督は庵野秀明。続編『破』に続く。
〇あらすじ
14歳の少年、碇シンジは父親から呼び出され、第三新東京市へと向かう。そこでは正体不明の怪物『使途』の襲撃が繰り返されており、シンジはそれに対抗するべく人造人間エヴァンゲリヲンへの搭乗を強いられる。
〇ノート
まず、とんでもなくテンポがよかった。
意図的に間を持たせるシーン以外はポンポンと飛ばしていき、『全て分かっている人たち』が繰り広げる作戦会議調のスピーディな会話で話をどんどん回していく。
たぶん意図的に詳細が掴めない単語を織り交ぜることで、逆に観客の好奇心、聞き逃したくない気持ちを掻き立てているのではないかと思う。小説にも転用できそうな気がするので、試せる機会があったらやってみたい。
また、スピーディな展開の中でシンジくんの内面の動き&ゲンドウとの親子関係がばっちり描かれていて凄いなと思った。
普通の父子関係の不全を何倍にも誇張した状態から始まるので、問題が浮き彫りにしやすく、展開もドラマチックにしやすい。
上のテンポについてでも思ったが、終始『劇的』であることを意識しているように感じた。
心理ドラマにしても映像にしても、コントラストというか、大きい絶対値を持つことの力強さを思い知らされた感じだ。
続きも気になるので、シンエヴァが劇場で終わってしまう前に観ようと思う。
〇感想
エヴァ、本編を観たこと無かったはずなのに、ネットから得ていた「エヴァってこんな話らしい」という知識通りに話が進んでいってなんだかビックリしてしまった。エヴァは、思ったよりも自分の心の中に浸透していたのだ。
色々な人が影響を受けているだけあって、まだ『序』しか観ていないにも関わらず、色々参考にしたい部分を発見することができた。
『破』もすぐ観ようと思う。