
SecureNaviのカルチャーから「当たり前」が変化した話
こんにちは、SecureNaviのコーポレート部で人事労務を担当しているまいです。
私は、出産を機に自分のキャリアを見つめ直して転職活動を行い、今年7月にSecureNaviへ入社しました。
今回の記事では、SecureNaviへ入社してから半年間で経験したことや、SecureNaviのカルチャーに触れて変化したこと、そして、人事労務で大切にしていることをお伝えしていきます。
この記事は「SecureNavi Advent Calendar 2024」の12月22日にエントリーしています。ぜひ他の記事も読んでみてください!
自己紹介
まずは、簡単に私の自己紹介をさせてください。
私は大学卒業後、地元の通信会社に入社し、2年間法人営業を経験した後に、人事労務業務に12年間携わりました。その後、出産を機に自分のキャリアと改めて向き合い、30代半ばで初めての転職活動を経験しました。その中で、2024年7月にSecureNaviへ入社し、現在はコーポレート部で人事労務を担当しています。(SecureNaviに入社するまでのキャリアの葛藤については、また別の記事でご紹介できればと思います!)
「当たり前」を疑う余地もなかった
私は大学卒業後から一つの会社で働く期間が長く、今思えば、その会社のカルチャーが「当たり前」だと思い込んでいました。
しかし、SecureNaviで働き始めて半年間で、自分が思っていた「当たり前」がそうではなかったことにたくさん気づきました。この記事では、私がSecureNaviでの経験から感じたことをお伝えし、少しでもSecureNaviらしさを共有できればと思っています!
フルリモートだからこそコミュニケーションを工夫する
SecureNaviは全員がフルリモートで働いています。フルリモートの中で、「もっと気軽に楽しくコミュニケーションできる機会を増やしたい!」と思ったことをきっかけに、1on1やオフ会などを募集できるSlackチャンネルを開設するにいたりました。
Slackチャンネルの開設をコーポレート部内で提案したところ、すぐに「やってみよう!」と賛同してくれたことも驚きましたが、さらに驚いたことは1on1の募集に対する反応でした。なんと23名もの方が希望してくださり、1on1を実施しました!
もともと私は人見知りで恥ずかしがり屋なところもあり、以前なら1on1の募集をためらっていたと思います。しかし、SecureNaviには、もともと1on1が活発に行われるカルチャーが根付いていて、それが私の行動を後押しするきっかけになりました。

このSlackチャンネルでは、開設以来、多くの方が1on1や懇親会の募集を投稿しています。。そのような投稿を見るたびに、フルリモート組織でありながら、フル出社組織よりもコミュニケーションが活発に行われていることに驚いています。「フルリモートだから」と言い訳するのは簡単ですが、SecureNaviでは「フルリモートだからこそ」を最大限に活かしていると感じた瞬間でした。
ありがとうを言葉に出して伝える
人事労務業務では、様々なお知らせを社内で発信する機会が多いです。
今までの経験では、人事労務からのお知らせに対してはリアクションが少ないことが多かったのですが、SecureNaviではたくさんの方からリアクションをもらいます。その中で、特に驚いたのは、「感謝」を表すスタンプのリアクションが多いということです。どの業務に対しても敬意を持っているメンバーが多いSecureNaviらしさを感じる経験の一つでした。

また、分報として「times」というチャンネルを一人一つ開設しており、そのチャンネルでは日常的に感謝の気持ちを書き込んでいる場面をよく見かけます。まさにSecureNaviのバリューの一つ「FEEDBACK IS A GIFT 贈り物のようにフィードバックを送る」の「感謝の気持ちを、言葉や声に出して伝える」が体現されていると感じました。
こうしたSecureNaviのカルチャーに触れたことをきっかけに、今までは一緒に仕事をする時間が長くなるほど感謝を伝えることが少し恥ずかしくなり、言葉にすることから遠ざかっていたことに気づきました。それからは、社内はもちろん、身近な家族や友人に対しても、意識的に「ありがとう」を言葉にして伝えるようにしています。そうした中、2か月ほど前から急に、小学校2年生の娘から積極的に「ありがとう!」と声をかけられるようになりました。感謝が循環することでお互いが気持ちよく過ごせると改めて実感した出来事でした。
圧倒的なスピード感のフィードバック
SecureNaviでは、勤続年数に限らず、また、男性女性問わず、ほぼ100%のメンバーが育児休業を取得しています。その中で、復職するメンバーがスムーズに職場復帰できるよう「復職オンボーディング」の取り組みをスタートしました。(私自身、前職で育児休業を経験しましたが、復職時には社内の状況が大きく変わっていることが多く、キャッチアップすることに非常に苦労しました。)
復職オンボーディングを検討する過程で、コーポレート部や取り組みを提案してくれたメンバーにフィードバックや意見を募ったところ、半日程度でほぼ全員からフィードバックコメントをいただきました!
それぞれの業務が忙しい中で、圧倒的なスピード感でドキュメントに対してフィードバックを頂き、全員でSecureNaviをより良くしていきたいという思いが伝わってきた瞬間でした。フィードバックを依頼した内容に対しても「ありがとうございます!」というスタンプリアクションがあることも、まさにSecureNaviのバリューの一つ「RESPECT YOU 仲間を信頼し、尊重する」の「成果物に感謝とリスペクトを」のカルチャーだと感じています。(皆さま、いつも本当にありがとうございます・・!)

「三方良し」から「全方良し」を目指す
私はこれまで12年間人事労務に携わる中で、人事労務とは非常にクリエイティブな仕事だと感じています。
人事労務領域では、様々な局面で相矛盾してしまうことがあります。例えば、A案では経営メンバーの皆さんの思いが叶わないし、B案ではメンバーの皆さんの思いが叶わない、C案では顧客への貢献が叶わない、ということも起こりえます。
そのような状況において、人事労務で大切な役割の一つとしては、ウルリッチ博士が提唱する「Paradox Navigator(パラドックスナビゲーター)」という役割があると思っています。

私なりに「Paradox Navigator(パラドックスナビゲーター)」を解釈してみると、矛盾するニーズを最大限に活かし、ステークホルダーに新しいアイデアを提案し、全体が良い方向へナビゲートする役割だと思っています。
先ほどの例を踏まえると、A案でも、B案でも、C案でもなく、新しいD案を生み出すこと、また、それぞれの立場や役割を前提に伝わりやすい言葉で表現することでナビゲートすることが人事労務のやりがいであり、存在意義だと考えています。
そして、その先には
「三方(経営、メンバー、顧客)良しを実現する。」
これが、今まで私が人事労務として仕事をする上で最も大切にしてきたことでした。
しかし、最近、CEO井崎さんのSlackの投稿を見て、気づいたことがありました。

この投稿から、自分の考え方も一気にアップデートされました。それは、経営、メンバー、顧客の「三方」だけでなく、社会や株主も含めて「全方」良しでなければならない、加えて、自分自身も良しであることが大切ということに改めて気づいた瞬間でした。このことをきっかけに、今までよりも広い視野と複数の視点で、業務に取り組むことを意識するようになったと感じています。
まとめ
SecureNaviにジョインし半年間働いた中で、SecureNaviのカルチャーに触れ、自分の考え方がアップデートされ、変化や成長に繋がった2024年でした!
「全方良しを実現する」ことは、永遠で究極の課題だと思います。しかし、この課題を解決していくためには、自分の「当たり前」にとらわれず、変化し続けていくことが大切だと改めて感じています。
人事労務としては、2025年も引き続き、SecureNaviで働くことの価値を高める取り組みを実施することによって、VISION実現に向けた成長に繋げたいと思っています。
「悲報をなくす」に一歩でも近づけるように、来年も皆さんと一緒に挑戦を続けていきます!
次回の記事は、トラストコンサルティング部 川畑さんの記事です。お楽しみに!
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