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天空の湖に駆け上がれ!(るのかな😅)【BRM1012群馬200】

2024年10月12日。
AJ群馬さんのBRM群馬200 Road to SKYに参加してきました。

お馴染みのnoriさんから
の「今度群馬のブルベにでますけど一緒に行きません?」
せ「どんなのです?」
の「野反湖って高い所の湖に行くルートです」
AJ群馬のホームページ見てみると

良くは分からないけど素晴らしい景色が拝めそう。AJ群馬というとarajinさんやきむさんやタカさんなど一緒に走ったことがある方々がスタッフやってる団体で、一度参加してみたいと思っていたので、エントリーしました(よく調べもせずに)

noriさんはさかんに「DNFポイントが…」とか「下りで巻き返す…」とか「輪行の用意を…」言っていて、??どうしちゃったの??と思ってました。大げさだなぁ、警戒してたって悪天候と寝不足以外でDNFしたことないじゃん、と思ってましたが、後日キューシートが出てルート引いてみて、noriさんが言ってる意味が分かりました。

おや、おや。。
RWGP、バグでもででるの?と言う獲得標高。千葉の山だらけより多い。山だらけは千葉の低山を数限りなく繋いで獲得標高を出してるので「10km上りっぱなしです」的なのはないけど、群馬は一個づつが長そう😅

ひとまず輪行セットは持っていこう。。

スタートまで

スタート地点はよしおか温泉。前橋と渋川の間位。しかもスタートが6時、受付開始が5時なので家を深夜にでないと間に合わない。Yカーナビによると高速使って2時間、下道で3時間位。途中でコンビニに寄ったりとか考えるとプラス1時間は見ておきたい。なので、ブルベの前日は休みをとって、午前中は準備、午後は3時間程昼寝しました。夜はご飯食べたらすぐ風呂。ドリエル飲んで9時半にはおやすみなさい。

高速使うつもりでいましたが、1時半にたまたま目が覚めたので2時過ぎに家を出発。下道で行くことにします。外環の下道→東北道の横道→R16→R17と深夜の道を走ります。間に合いそうなので、群馬県に入った辺でパワーフードを入れます。

深夜の牛丼はすき家一択

そして5時前によしおか温泉に到着。ここが名高いよしおか温泉かぁ。

スタート〜PC1

駐車場では既に村人が多数用意してます。私も用意して受付に。noriさんもやってきました。

ブリーフィング、車検を経て出発。スタート直後にトイレに寄ったのでnoriさんとは別々に。

暫くは平地を進みます。この後があるので皆平地で稼ごうとしてるのか、それとも猛者ばかりが集まっているのかペースが早い。私はと言うと、焦っても仕方ないさといつものペース。朝日に照らされる山々が美しいと、写真を撮ったりしてます。自信ゆえの余裕では誓ってありません。

今日の相棒はAnchorさん。コッチの方なら、もしかしたら膝に優しいかもという、藁にも縋る気持ちです。この日のためにワイヤーを交換しタイヤも新調しました。今日は大人しくしててよ右膝。

高崎の北側を抜けてR406に入ると徐々に登りが増えてきます。榛名山の南側を回り込んで行く感じです。もたもた走って、ウインドブレーカー脱いだりしてるうちに村人も絶えて、多分ビリに。
かと言って早くなる訳でも無いのでマイペースです。そうこうしてるうちにPC1に到着です。

PC1〜PC2


PC1に到着するとnoriさんがちょうど出ていくところでした。PCには何人か村人がいます。そそくさと買い物をすませて再出発。
PC1から道は山っぽくなってきていい感じです。

群馬はほとんど走った事が無くて、何もかもが珍しい。写真取る手が止められない。ビリだというのが完全にフリーライドの気分になってしまっている。そういうルートではないのに。

圧巻はこれ。

岩櫃山

岩櫃山って、真田丸に出てきたあの岩櫃城の岩櫃!へぇ〜〜ここにあるんだ。などと大興奮。あぁ城趾に行ってみたいなどと、完走はどっかに行ってしまいそうになる。
いけない、いけない。ブルベ中だと思い出してフォトチェックの新井のバス停に向かう。

ここでも何人か村人がいて少し安心しました。

写真を撮ったら、吾妻川沿いに八ッ場ダム方面に向かいます。

最高の天気で吾妻川沿いの道も素晴らしい眺めです。

走りながらPC2までの距離と時間を計算する。自分の走力で走りに特化してPC2でどれくらい稼げるのか。PC2にギリギリ間に合う位では、余程巻き返さないと間に合わない、無理はしないでとブリーフィングでも言ってた。

この辺りで完走を見切ってしまっている事を自覚せざるをえない。

そう、俺は群馬の素晴らしい景色に負けたのだと。(負け惜しみ)


開き直ってしまうと、もう躊躇はない。
noriさん、千葉のランドヌールを代表して僕の分まで頑張って。と心のなかでnoriさんに後をたくし、私は撮りたいところで、気が済むまで車が切れるのを待って写真を撮ることにする。

八ッ場辺りの長いトンネル
八ッ場ダム辺りはとても美しかった
草津までは川沿いを進みます

標高1000mの辺でもう、今日はやりきった感でいっぱいに。

そしてPC2。

結局8分足りなかった。PCに滑り込むと、何故か上からnoriさんが戻って来た。あれ??

PC2 DNFのあと


せ「先を行ってたハズなのにどうしたの??」
の「足がつった」

千葉のランドヌール全滅

二人でDNF連絡して自由になったので、せめて楽しみましょうと草津へ。

草津入口の足湯♨
気持ちいい気持ちいい

草津は2回目、前回は手湯で我慢したけど、今日は容赦なく足湯を満喫。次回は共同浴場で全身浸かりたい。

草津の湯畑
温泉饅頭だって食べちゃう

noriさんがオニギリとカロリーメイトしか食べてないというので、このままではオーラが出すぎて帰りつけないと判断、湯畑近くの食事処へ。

山菜そば。
ちょっとメニューの写真と山菜の量が違うw

noriさんの足攣りも落ち着いたようだし、補給も済んだので帰りましょうか。

今回実はブルベのルートとは別にルートを引いて仕込んでいた。

題して「なるべく登らないで楽に帰るルート」

これを引いた時は、PC2でやめた後は時間がかかってもいいから野反湖までは行って、後は楽に帰ろうという気概に満ちていましたが、そんな気概も足湯で全て湯に溶け出してしまったので、野反湖カットで帰ることにします。

草津からはずっと下りです。
下りも景色堪能です。

ずっと下って行くと、「←長野原草津口駅」の看板が。

せ「どうします電車乗ります?」
の「文明の利器に頼りましょう」
せ「そうしましょう!」

とそそくさと左折。駅に向かいます。

近代的な綺麗な駅。さすが草津。

駅に到着。
旅は終わりを迎えると思ったその刹那、

の「電車1時間後です」

………

駅からスタート地点のよしおか温泉まで50km位。
noriさんの足攣りは大丈夫そう。
下り基調だし自走しますか。

DNFしたとはいえ、我々はランドヌールじゃないか!ホイホイ電車になんか乗るもんか!当然自走して帰るさ!


私的ブルベは続きます。引いてきた「なるべく登らないで楽に帰るルート」を再起動し、よしおか温泉を目指すことに。
筋金入りのランドヌールが叡智を尽くして引いたルートは確かに下り基調で、結構な速度で楽に進みます。
やがて渋川辺りでラストPC。

ここから利根川に出て正規ルートの自転車道をたどります。

7km程走ってよしおか温泉に到着。

やった!やりきった!


ゴール受付に行くとarajinさん他スタッフの方々が出迎えてくれました。

ゴール記念の温泉券

そして完走したかのようにコーラとお菓子を。

arajinさんからお土産まで。
ありがとうございます(^^)
今回のルートはこんな感じ

そして温泉♨
きたかんもそうだけど終わった後の温泉は最高です。

上がって着替えた後、受付に返さないといけないロッカーのキーが行方不明で、ないない言ってたら実は腕にしていたと言うおじいちゃんエピソードを挟みつつ、さっぱりして帰路についたのでした。
帰りは下道で3時間半強位。帰宅後は爆睡です。

翌朝の朝ごはん

温泉饅頭にはお茶だよね。
美味しい美味しい(^^)

温泉饅頭をモグモグしながら思うのでした。

次回群馬のブルベにエントリーする時は、事前にarajinさんによく聞いてからエントリーしよう。

おしまい


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