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町が百年前にタイムスリップするお祭り

本日はわが町のお祭りのお話。

つい先日、
住んでいる町でお祭りが行われた。

それは、ちょうどガウディが生きていた
百年ほど前のモデルニスモ時代の洋服を着て
町を歩くのだ。
もちろん、歩くのは町の人だけとは限らない。
観光でいらっしゃる人も
誰でも参加できる。
コスプレが好きな人なら
たまらないお祭りだ。

ここ数年の私の感想としては
人生の後半を歩まれている
歳を重ねた方々が、
昔の洋服をまとって、参加されているのがほとんどだ。

やはり、とてもステキなので
衣装を着ている人たちは
注目の的となり、
笑顔でパチリ、
お澄まし顔でパチリ、
クールにパチリと
町びとたちから写真をおねだりされる。
そういう私も
写真を1枚いいですか?と
何度言ったことか。
なんたって、年に一度のお祭りなんですもの。

わが町にはとってもステキなモデルニスモ建築がけっこう残っており
このお祭りの時には、百年前後に建てられた
いくつかの素晴らしい豪邸が開放され
見学もできる。

それにしても
この時代の装いというものに感動してしまう。
現代と比べたら
今はなんて、薄っぺらな服なのだろう。
適当すぎるだろう。
上半身はシャツ、下半身はスカート、またはパンツ
そして、スニーカー、、、
という流れがカジュアルで一般的だが
昔は全てがトータルコーディネイトされていたのだ。
現代のファッションに欠けているのが特に帽子だ。
帽子といえば、夏の強い日差しを避けるためにかぶるのが一般的だが
ファッションとしての帽子を取り入れるのは難しい。
できる人はかなりの上級者。
でも、いつか私だって帽子をオシャレにかぶってみたい。
トータルコーディネイトしてみたいと思うのだ。
もちろん現代風にね。

そういえば、そろそろハロウィーンがやってくるが
このお祭りも言ってみたらコスプレだ。
そこで思ったのだけれど
日本でも町おこしのイベントとして
どこかの町で、昔の服を着て
まち歩きをするというお祭りを
年に一度だけやってみたら面白いと思う。
絶対、海外のお客さんとかがたくさん訪れると思うよ。
外国人といえば、
昔の日本人の服装とか興味津々だ。
例えば、忍者とか、サムライとか芸者さんとか
海外に住んでいるとよく質問される。
年に一度、日本でもどこかの町で
そんなイベントがあったら、
世界中から注目されるような気がするのだ。
もちろん観光客の人も参加できるようにすれば
外国人もコスプレ大好きだし
一緒に楽しめていいよね。

日本の昔の風情が残っている町で
やってみてほしいなぁ。

バルセロナのガイドブックには観光スポットはもちろん、
食べる、買う、楽しむことが満載です。
小さな町の情報もあります(La Garrigaは載っていません)ご興味のある方、ぜひお手に取ってくださいませ。

それでは、今日も良い1日を ボンディア!

#お祭りレポート


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