副業時代に気を付けていた3つのこと
4月ももうあっという間に半ばを過ぎてしまいました。
この時期、新しい生活をスタートさせて環境が変わったという人が多いかもしれませんね。
私はというと、特に変わったこともなく、日々仕事を淡々とこなしている生活ですが、今の仕事を副業時代から数えると5年目を迎えているなと、ふと感慨深く思いました。
先日、オンライン秘書をやってみたいという方といろいろとお話をしていたのですが、「副業としてできますか?」と質問をされました。私は、オンライン秘書は副業として始めるには最適な仕事だと思っています。実際私も会社員と二足の草鞋でやっていましたから。
ただ、副業としてやるからにはいろいろな点で気を付けないと、本業も副業も支障が出てしまい、いろんな人に迷惑がかかるし、何より自分自身がしんどくなってしまうということもあるので、本業と副業をどうやって両立していくかを考えることが大切だと思います。
そこで、私が副業として仕事をしていた時に、何に気を付けていたかを今回は振り返ってみようかと思います。
時間の管理をきちんとする
まず1番大切なのは、「時間の管理をきちんとする」ということです。
これはオンライン秘書の仕事に限らず、どんな副業をするにしても大切なことだと思いますし、副業をするにあたっての注意点をネット上で探すと、どこにでも書いてあることです。
1日の時間はみんな平等で24時間。その中から、睡眠時間や食事、お風呂などのプライベートな時間、そして本業の時間を引いた残りの時間が副業に充てる時間です。独身の方は自由に使える時間はあるかと思いますが、お子さんがいらっしゃる人は、そこにさらに育児の時間も加わりますし、介護など家族のために使う時間を確保しなければいけない方もいるかもしれません。そう考えた時に、自分がどのくらいの時間を確保できるのか。それを把握することが大切です。
そんな時間がないからできない!という場合は、何かを止めることで確保できるかもしれません。テレビやスマホを見る時間、趣味に使っていた時間や休日、もしくは自分がやっていることを家族の誰かに頼むなど、副業の時間へ変換することができる時間を考えてみるという方法もあります。
私の場合、副業を始める前は、帰宅後TVを付けてただ何となく見ていましたが、TVを部屋から無くしたりしました。あとは、出勤時間が少し遅めの時間だったので、朝の出勤前の1時間と帰宅後の2時間ほど、週に2日ある休日を副業に充てていました。
自分の1日のどのくらいを副業に充てることができるのか?そこを最初にきちんと考えることが大切です。
日中対応と決まった時間指定の依頼は受けない
オンライン秘書の仕事だと、バックヤードの仕事を依頼されることが多いのですが、私が依頼の問い合わせをもらってもお断りしたものがいくつかありました。
その断った一番の理由が【日中対応】が希望だったからです。
お断りするのは当たり前ですよね。本業があるので日中対応なんて初めからできませんから。
もうひとつは、【決まった時間での対応】の仕事です。
例えば、メール対応の依頼の場合、問い合わせから3時間以内に返信してくださいという依頼もあります。その場合、日中に問い合わせがあれば、本業の仕事をしているので、3時間以内に返信することはほぼ不可能です。
やれるよという人もいるかもしれませんが、本業に集中していてメールに気づかなかったら?あとから返そうと思って忘れていたら?気づいてはいたけど返信する時間がなかったら?と、もしもがあるなら引き受けない方が妥当です。
本業の時間は本業に専念する、これが鉄則です。
なので、時間指定がなく、私の対応できる時間に対応してくれたらいいよというクライアントの依頼を受けるようにしていました。
そして、本業があるということと自分の対応時間については、依頼を受ける際にクライアントに全てお伝えしておくことも大切です。
自分のキャパに多少余裕を持たす
依頼が来ると、売り上げを上げたいがためにあれもこれもと受けたくなるかもしれません。しかし、私はそうはしませんでした。
理由としては、
・本業に繁忙期があったから
・イレギュラーなことが起きたときに対応できるように
です。
本業は繁忙期がある仕事だったので、その時期になると残業が増えます。なので、1日の対応時間が減る日が多々ありました。そういった時に対応時間が減っても良いように、自分のキャパ目いっぱいの仕事を受けることはしませんでした。
イレギュラーなことというのは
・自分のプライベートで発生したイレギュラー
・クライアントからの単発などのイレギュラーな依頼
のことです。
自分のプライベートで、家族に何か起こったとか、自分の体調が悪いとか何かしら起こる可能性はあります。またクライアントから通常業務とは別に「来週までにこの資料を作っておいて!」と急遽対応しなければならない依頼がきたりします。
そのため、毎日パンパンに詰まった業務を行うより、多少余白のあるくらいの量で留めておくようにしていました。
自分のキャパを把握して、どのくらいの量の仕事を受けるのか。それを考えておくことも必要です。
もちろん、副業としてやっていても、どんどん依頼の量を増やすことも可能です。自分が受けた仕事を誰かにやってもらうことで、自分のキャパ以上のことができるようになります。
つまり、チームを作ってディレクションすればいいんです。
そうすると、事業規模も大きくできるし、売り上げもどんどん上げることができます。ただ、これは向いている人いない人がいるので、自分がどのタイプかも考えてみることが大切かなと思います。
私が副業時代に意識していたのは、この3つです。
仕事の質を上げることはもちろんですが、自分のキャパがどのくらいあるのか、対応時間がどのくらい確保できるのか、副業としてやり始めるなら、まずはそこから考えてみる必要があるかと思います。
副業と本業はどちらが大切ということはありません。仕事として引き受けたなら、どちらも大切な仕事です。引き受けた以上はそこに責任が生じます。その責任を果たすためにどうすれば両立できるかを考えることが大切です。
自分だけじゃなく、依頼をしてくれるクライアントや支えてくれる家族にも影響することですから。
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