どんなに可愛くても
和歌山旅行。
自宅から羽田空港まで2時間。羽田から南紀白浜空港まで約1時間。
計3時間ちょっと。これが陸路だと倍の6時間。
飛行機って本当に便利な乗り物だ。
旅の目的はもちろん「パンダ」
上野にもパンダはいるけど、「旅行」と「パンダ」を組み合わせると
どうしても遠い方のパンダとなる。
これまでも娘と国内旅行に出かけ、電車や新幹線、飛行機を利用した。
妻も一緒だったということもあるが、幸いにも大きなアクシデントに見舞われたことはない。
今回もアクシデントなし!といきたいところだったが、そうはならなかった。
熱っ
ネツと読んでも、アツっ!と読んでもらっても構わない。
両方だ。
前兆はあった。
羽田から離陸した機内で、娘はゴホゴホと咳き込んだ。
機内が乾燥していたのか。
旅の目的地、アドベンチャーワールドに着く頃には、娘から笑顔が消えた。
普段なら、そこらじゅうを歩き回ったり、触りまくったり。
しかし、入場ゲートに到着したときに、娘はとても静かだった。咳は続いていたが、「きょうは良い子だな」くらいに思っていた。
そして、パンダ。
結構間近に見ることができたし、混雑も想像したよりは少ない。
間違いなく、私と妻は浮き足立っていた。
やだー!かわいい〜
対照的に、期待していた娘の笑顔がない。
その頃には、んっ? おやおや? おかしいぞ?と、娘へのクエスチョンマークが私と妻の頭に並んでいた。
38度7分、、
体温計に示された熱(旅行前に妻が体調を崩し、この日たまたま体温計を持参していた)
さようなら。アドベンチャーワールド
さようなら。彩浜
病院に直行したことは言うまでもない。
旅を終え、娘に聞いた。
「どこに行ってきたんだっけ?」
「ん〜とねぇ はまゆう病院」
旅にアクシデントは付き物
旅のお供に体温計。
そして、焦らない慌てない、妻にも感謝(普段あんまり言えてないけど)
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