思春期の不登校の親御さんへ伝えたいこと

珍しく、妹から連絡が来た。

高校生の娘さんが、
学校をサボりがちで
どうしたものか

私の長女もかつて不登校児だった
もとい、先日入った情報によると
大学生になった今も行ってないらしいので
今や

『　不登校6年目の大御所　』

中学2年の終わり頃から
朝起きてこなくなり
学校はサボりがちに

私も中学高校時代は
よく学校をサボって、映画を見たり
友達と連んで、ぶらぶらしていた

高校1年の時、仲良くなった担任から
『お前は成績（内申書）が随分と悪いけれど、中学時代に何かしたのか？』
と質問されるほど（おそらく真面目に高校に通う私と、中学教師の内申書の付け方があまりにも乖離していて疑問を持ったのだろう）

中学時代は、まぁとにかくサボってた
朝家を出て、1時間だけ授業を受けて、母親がパートに出た頃を見計らって帰宅。その後はゲームなんてのがお決まりのパターンだった

なので、長女が学校に行かなくても
『まぁそんな時期もあるよな』
くらいにしか考えていなかった

ところがたまに学校に行ったりもするが
とにかく朝起きれなくなり、通学する日よりも、休む日の方が多くなり

そのうちに、
学校に行った後も抜け出すようになった

それまでよかった成績もガタ落ち

幸い中高一貫校なので

なし崩しに進学はさせてもらったが

学校内で付き合う友達も変わってしまい

あれよあれよという間に

絵に描いたような非行少女になってしまった

最後は、無断外泊で警察に捜索願いを出して

保護してもらうまでの事態に

その頃は学校にも行かず

無断外泊を繰り返し

もはや手に負えない状態で

警察に保護され、警官から事情聴取

その後学校に謝罪に行き

なんとか退学は真逃れたが

その際に学校で

全てを吐露した娘の話の内容は

パパ活、出会い系アプリでの宿探し

メンヘラ女子狙いの

イケメンゲス男との錯覚恋愛同棲ごっこ

私の想像の斜め上をいく

愚行の数々だった

ゲス男は宿泊時の動画を

ネットにアップしていたり

それが学校の友人達の間で

すでに噂になってることも

その時に知った

私の楽観主義と

自分の子が

まさかそんな馬鹿なことはすまい

との思い込みで放置した結果だ

妹にしたアドバイスは

『ルールを決めて、
　　　　　すぐにスマホを取り上げろ』

学校に行かなくなった思春期の子供にとって

スマホは現実逃避と

悪い世界へのパスポートでしかない

そのうちそれは

ゲス男とのホットラインでしか無くなる

お金が欲しけりゃパパ活

家に帰りたくなければ

出会い系でイケメンを探して同棲ごっこ

ちなみにそのゲス男は、その後他の未成年者の親御さんから起訴され、うちにも被害者の証人としての通知が後に裁判所から届くことになる

しかもそのゲス男、同罪で前科あり
コレが2回目の起訴だった

極論のように聞こえるかもしれないが

全ての愚行の窓口は

スマホだ

マッチングアプリ

パパ活アプリ

家出少女の宿探し

スマホがあれば、お金もご飯も

宿にも困ることはない

なんなら洋服やアクセサリーも

10代の女の子というだけで

その全てが簡単に手に入る

腹立たしいのは

そうした未成年女子をターゲットにした

ゲス男が、年代問わず

山ほどいることだ

アラフィフのパパ活親父

アラフォーのエンコー親父

アラサーのメンヘラ好き男

20代のイケメンナンパ野郎

あらゆる世代の男たちが

そんな少女たちを、

あの手この手で誘惑してくる

その全てがスマホ経由

妹と、不登校に悩む

全ての親御さんに言いたい

『　いますぐスマホを取り上げろ　』