【磨き女子】Denix 1310 古式銃レプリカ 光沢磨き
#KENMAYA です。
古式銃も今回で4回目。とうとう4連バレルにいきました。
次はいよいよあの名銃が…!?
残すところあと2本です。(内、1本は磨くかどうか迷い中)
古式銃のあとはZIPPOなどの磨き直しもやっていこうと思います。
それでは今回の動画です!
磨く面積も増えてなかなか大変でございました(笑)
1.購入時の状態
ずっしりとした鉛感。
無骨な4連バレルはちょっとコスプレには使えないぐらいの存在感です。
とにかくグリップを握ったときのアンバランス感は否めないです。
先が重くてしょうがない。
ゴールドのサビメッキ加工はいい味を出しています。
あえて使い古された感を出していますが、磨いちゃいましょう(笑)
2.下磨き
今回はバレルにメッキや塗装がないので、
傷取り中心に下磨きを行います。
硬めのフェルトバフや青鉄バフであれば、
"SLT-400"だけでも十分な研磨力を発揮します。
しっかりと傷取りを行いたい場合は"SLS-200"から使うのをオススメします。
ちなみに今回から導入している「ダイヤブリック」ですが、
新しいバフの表面を柔らかくして、
研磨剤が馴染みやすくする「ドレッシング」という工程や、
使い古してカチカチになったバフを柔らかくするのにとても有用なので、
ひとつあると便利だと思います。
3.仕上げ
今回は液状研磨剤での仕上げではなく、
固形研磨剤で仕上げました。
理由は下磨きの際、4連バレルの内側に入った研磨剤を取り除くのに非常に苦労したからです…。
研磨と切っても切り離せないのがこの研磨カス(バフカス)です。
これの処理のためにわたしは「有機溶剤作業主任者」の資格を取ったほどです。一般的にバフカスは通常の中性洗剤などではなかなか落とすことができず、苛性ソーダによる苛性洗浄、もしくは、有機溶剤による洗浄を行うのですが、どちらも環境的にも人体的にも非常によろしくない物質ですので、
できる限り使うのは避けたいものです。
その点でも弊社の液状研磨剤は素材も天然由来ですし、
流水で比較的容易に洗い流しが可能です。
ただ、このような入り組んだ造形物に入り込んだ研磨カスの除去は、
流水だけでは難しいので中性洗剤と柔らかい歯ブラシで掃除しました。
4.完成
完全な鏡面とまではいきませんが、
最初の無骨感は消えてシャープな輝きになりました。
ゴールドメッキはサビ加工だけうまく除去して、
鏡面仕上げになりました。
完成品は後日メルカリにて出品予定です。
世界にひとつだけの光沢仕上げ品、
気になる方は動画の概要欄よりチェックして頂けると嬉しいです!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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