とりあえず、ヒャダインを聴け。
おはようございます。
#KENMAYA です。
クリスマスといえば、ヒャダインさんの「クリスマス何それ美味しいの?」
を毎年聴いています。
もうかれこれ10年以上、毎年この曲を聴いてるわけです。
既婚で子持ちになっても、
根暗でボッチ、引きこもりなのは変わってないわけで、
未だにシンパシーを持って聴いてます。
ところで、ヒャダインさんのチャンネルを久しぶりに見たわけですが、
ここ数ヶ月毎週対談配信をしているようです。
知りませんでした。あとで見てみようと思います。
ヒャダインさんといえば、
ニコニコ動画全盛期にブレイクした作曲家、歌手ですが、
ある意味無法地帯に近い時期でもあった、
10年ぐらい前のニコニコ動画を原点とした、
米津玄師さんやsupercellといった天才が現在も一線で活躍しています。
結局、ポップカルチャーとか時代の寵児ってカオスの中からしか生まれないと思うんですよ。
清く、正しく、美しく、からは優等生は産まれても、
時代を変えるような天才は生まれないんですよ。
カオスは時に人権や著作権、他人の肖像権などを侵害することもあります。
しかし、そこで生み出される小さなアンダーグラウンドカルチャーが、
肥大化し巨大なポップカルチャーになることもあるのです。
2ちゃんねるのような匿名掲示板から生まれた新言語や文化は数知れず、
カオスだったニコニコ動画からは数多の天才と呼ぶに相応しい人材が輩出されました。
その後、ガイドラインを定めたニコニコ動画の凋落は皆さんご存知の通り。
(もちろん他の要因もいくつもありますが。)
YouTuber養成スクールやクリエーター育成プログラムから輩出される人材は、成功者の誰かの筆跡をなぞったものに過ぎず、天才とは言えませんし、
彼らが人の心を大きく動かすことは出来ないでしょう。
権利を守ることは大事ですが、
わたしたちは大事なものを見失っていませんか。
学生の頃、文化祭に命かけた思い出はありませんか。
運動部で大会に優勝するために、
深夜までトレーニングに励んだことはありませんか。
やりたいことのために寝食を忘れて没頭した経験はありませんか。
「やりがい搾取」だの悪い面ばかりが取り沙汰され、
「働かせすぎることは悪、働きすぎるのも悪」とされてきていますが、
何かを成し遂げるために「情熱をかたむける」ことは悪いことでしょうか。
もはや圧倒的少数派でしょうけれど、
わたしは「人間がひたむきに努力する姿は美しい」と思います。
そして清く正しく美しいだけの世界には何の魅力も感じません。
人間そんなもんですって。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
メリークリスマス!
みんなが良い1日になるように願いを込めて。