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本日はお休みさせていただきます。


#KENMAYA です。


本日のnoteはお休みさせていただきます。というテーマについて書いてみたいと思います。

「お休みを頂く」という表現は、人それぞれ受け取る印象や捉え方が変わると思います。ただ「休みます」という表現に「申し訳なさ」を付け加えることでへりくだった表現になり、例えばお店の場合、店舗のドアに「臨時休業」、「申し訳ありませんがお休みを頂きます」と張り紙がしてあるのとでは、前者より後者の方が気持ちが込められているように感じるのは、日本人ならではの表現といえるのかもしれません。

ただ、「申し訳なさ」に過剰に反応する人も中にはいて、「休みぐらいへりくだる必要性を感じない」という方も昨今増えてきているように感じます。確かに現代は便利すぎる世の中で、当たり前のサービスが年中無休で享受できる環境自体が贅沢なのかもしれません。コンビニは24時間営業が当然だとか、蛇口をひねれば飲める水がいつでも出てくるとか、あまりにも恵まれた環境に身を置きすぎたため、ただの休みに対しても過度に批判を恐れるがあまり、へりくだった表現が標準化してきたということも考えられます。


わたし個人の考えですが、わたしが店主だったとしてお店の休みを知らずに来店されたお客様が、お店の前でがっかり肩を落としていたとしたら、やはり「申し訳ない」という気持ちになります。ですので、「お休み」の張り紙をするとしたら、「申し訳ありませんが、お休みを頂きます。またのご来店を心よりお待ちしております。」と書くでしょう。

捉え方は人それぞれですが、わたしはお店(サービスを提供する側)とお客様(サービスを受ける側)の関係はあくまで対等であるべきだと思っています。ですから、売る側にも人の心は必要ですし、買う側にも人の心は必要だと考えています。稀に店員に横柄な態度を取ったり、過度なサービスを要求する客を見かけることがあります。逆に客に対して高圧的な店や、客を金としてしか見ていないような接客をするスタッフを見かけることもあります。

お店側、お客側、それぞれが人の心を持ち、お互いに人として尊敬し合う関係性こそ商売をする上で基礎となる部分ではないでしょうか。


昨今の風潮で、『金さえ払えばいいんだろう』とか『金を払わないやつは客じゃない』といった拝金主義的な物言いが散見されるようになってきましたが、わたしはあくまで人の縁が繋がり、それが商売の基礎になる。という考えから揺らいだことはありませんし、今後も揺らぐことはないでしょう。


というわけでたまには記事更新サボりたいな、と思ったので『休みたい』をテーマに記事にしてみました(笑)

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