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会えるアイドルに会えなくなった今、アイドルオタクたちは…
こんばんわ。#意識低い系社長です。
今回はアイドル界隈についてお話したいと思います。
アイドルとはラテン語のイドラが語源の「偶像」が転じて「偶像崇拝」となった言葉です。宗教的な側面もあり、アイドルファン=アイドルオタクとして、わたしは「熱心な崇拝者たち」と定義しています。
前置きとして、わたし自身が特定のアイドルファンになったことはありません。ですので、これから書く内容は観察者としての目線です。間違っていたら、訂正致しますので、ご指摘ください。
1.会えるアイドルの今
2010年代、空前のAKBブームが起き、秋元康氏プロデュースの元、数多くのアイドルユニットが誕生しました。「握手券」というプレミアムチケットとの抱き合わせ販売手法が功を奏し、御存知の通り、オリコンチャートはアイドルグループ一色に染まった時期がありました。
2020年現在、ほとんどのアイドルグループはライブや興行が行えず、集客力や注目度は右肩下がりになっているのは誰の目から見ても、明らかです。
メディアに露出できない今、アイドルの追っかけをしていたアイドルオタクたち(※決して誹謗中傷ではありません)は今どこへ行っているのでしょうか。
2.オタクの存在定義
オタクというと、根暗であまり外に出ない、というイメージですが、実際会えるアイドルとなれば彼らは予想以上にアクティブでした。毎日のように劇場に通う熱心なアイドルオタクもいましたし、握手券目当てに何百枚というCDを買い漁る石油王のようなアイドルオタクもいました。
実際にオタク、という言葉自体ネガティブに囚われがちですが、わたし個人の考えでは、何かのオタクでない人はそれはそれは悲しい人生ですね、と思っています。なぜならば、オタクであることはポジティブに自慢していいことだ、とわたしは考えているからです。
オタクであること、つまり誰よりもこの分野に精通している、秀でている、と自負できることは素晴らしいことじゃないですか。わたしを敢えてオタクとして定義するなら「物書きオタク」でしょうか?ちょっと意味が分からないですね。
3.会えなくなったオタクたち
会えるアイドルに会えない、これは自身の存在意義を問われるほどの衝撃だったはずです。彼らは、それこそ熱心な崇拝者だったのですから。目の前で教会が焼かれるような思いをしたのではないでしょうか。
以前から燻っていた、アイドルたちの内部での不和や不祥事、異性関係の暴露などと相まってアイドルオタクたちは急速に減少していると推察できます。正直、傍から見ていても、アイドルオタクであることに「疲れ」が見えてきたのも事実だと思います。
アイドルも人間ですから、オタクたちの思う清廉潔白で可憐な少女のままなわけがないのですが、信仰対象とされているからにはそれなりの体裁を整えなければいけなかったのです。そこを見誤ったアイドル運営は見放されても仕方がなかったのではないでしょうか。
4.アイドルオタクたちの今
では、彼らはどこにいったのでしょう。もうアイドルの追っかけはやめて、別のオタクになったのでしょうか。
わたしは彼らのうちの多くは、VTuber(ヴァーチャル・ユーチューバー)の追っかけに変化してきているのではないか、と見ています。
VTuberをご存知の方も多いと思いますが、画面越しに「会えるアイドル」です。彼女たちは素顔を晒すことなく、美少女の姿となってアイドルを演じています。VTuberの多くがリアルで会うことはできなくとも、ライブ放送を行い、視聴者のコメントを読むことで繋がりや一体感を演出しています。
5.VTuberオタクになったオタクの行動
ここで、Noteのとある記事を引用したいと思います。
著者様には許可を取り、一個人としての見解である、ということを強調して欲しいとのことでしたので、ここに明記させて頂きます。
上記、記事は、「VTuber同士がTwitter上でやり取りをしているところに、VTuberファンが割り込みリプライをすること」の是非を書かれている記事になります。わたしのようなあまりVTuberを知らない者でも、論点がはっきりしていて、非常に読みやすい記事です。
つまり、「VTuber同士がTwitter上でやり取りをしていること」は、アイドル活動の一環であり、プロモーション活動だとわたしは感じました。そこにファンからの余計なリプが挟まることで、営業妨害とまではいいませんが、スムーズなプロモーションの妨げになる、ということだと思います。(音霧さん、解釈が間違っていたらすみません。)
古くからアイドルとそのファンの一部の行き過ぎた行動(ストーキングや暴行等)は問題視されていましたし、それが刑事事件にまで発展した例も数多くあります。
VTuberという存在は、まだ社会的にもそこまで認知が進んでおらず、彼らや彼女たちを守ることができるのは、所属する事務所でしかありません。しかし、ファンもまた「会えるアイドル」としてVTuberを認識している場合、とにかく自分を認識してもらいたい、という気持ちになるのも理解はできます。
ですが、ファンの行き過ぎた行動の結果、好きだったVTuberが活動をやめてしまったら、元も子もありません。わたし個人の見解ですが、「プロモーション」と「ファンとの触れ合いの場」を運営側で、きっちり線引きして枠組みを作ってあげる、というのが妥当な解決策かな、と思います。
その線引が曖昧な上、ガイドラインもVTuber自らが決定し続けなければいけない状態は、非常に危ういものに感じます。今後もVTuberが画面越しに「会えるアイドル」でいてもらいたいのであれば、ファンにもその自制心が必要だと感じました。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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音霧カナタ様、ご協力ありがとうございました。
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