
バカバカしくなって、ランサーズをやめることにした。
おはようございます。都内はあいにくの空模様、ドラクエウォーク上では雨が降っております。現実では雨は降っていませんが…。
#意識低い系社長 です。
さて今回は、朝からのテーマにしてはちょっと重いかもしれませんが、わたしが「ランサーズ」を退会することにした理由についてお話します。
1.まず認定ランサーになるための必要事項が多すぎ
「ランサーズ」ではただ登録しただけでは、まず仕事の依頼は来ませんし、基本的にプロフィールを充実させ、ポートフォリオ(自分の作品)を見本として提示し、今まで何件仕事を受注し、納品し、その評価でポイントが溜まっていき、認定ランサーとしてランクアップしていく、というシステムです。
正直、そこに時間をさくことにまず疑問を持ちました。まぁ、写真を載せたり、プロフィールを書くのはいいとして、ポートフォリオまで手掛けていたら、もはやそこで仕事として成立していませんか?
2.新規参入の難しさ
さらに、受注案件についても、受注件数及び納品件数、そしてクライアントからの評価システムによって、安定した受注を受けられるのは当然、旧来から「ランサーズ」に登録していた方たちであって、今から始めるよ、って人には誰も見向きもしません。
つまり、新規参入のハードルがめちゃくちゃ高いのです。場合によっては、コネなどで仕事を頂くような形でないと、今から新規で「ランサーズ」に登録しても、意味はないと感じました。
3.案件の内容のレベルの低さ
もちろん、わたしは新規参入者でしたので、「ランサーズ」側から自動的に新規向けの案件をピックアップしてくれるのですが、「コピペするだけの仕事」「記事の推敲・リライト」「ヴィジュアルノベルのシナリオだけ」といった具合に、どれもクリエイティブとは言えないものばかりでした。
わたし自身経営者ですので、そこでなんとなく分かってしまったことがあります。「ランサーズ」は特定の著名なフリーランスからのおこぼれの仕事を受注するサイトだと。(※ 解釈が違う場合はぜひコメントを残していって頂きたいです。)
つまり、新規ランサーズたちは、二次請け、再外注の仕事を選ばざるを得ないのです。どこかで聞きましたよね?簡単に言うと、中抜きをされた状態の仕事しか転がっておらず、それをこなして実績を作るしかない。という苦行のような仕事です。
4.クリエイティブ視点で考える
わたしは、今後コラムニストやシナリオライター、コピーライターを目指して活動しています。これには、もちろん継続力も求められますし、クリエイティブな発想も必要です。毎日Note投稿を続けているのも、本人としてはその練習であり、わたしは自分の主張に一貫性を持っているつもりです。
副業として、小遣い稼ぎをしたい、って方には「ランサーズ」はいいかもしれません。ですが、わたしのように、自分でビジネスを創出したい、という方には「ランサーズ」は無意味です。
そしてクリエーターには「発信力」が求められます。Twitterやインスタグラムのフォロワー数もそうですが、企業が広告宣伝塔として使いたい、と思われるのには長期間の継続が必要です。
5.広告宣伝塔に自らなる必要もない
そして、わたしが一番言いたいのはココです。
企業は自社製品のアピールや広報に、Twitterやインスタグラムでの発信力を求めます。これはBtoCマーケティングで考えたときに、広告代理店を通してテレビCMを流すより、今現在では最も安価で最も効果的に働くと思います。
ですが、今、消費者の消費動向が大きく変わろうとしています。
こういった記事が載っていました。
つまり、メーカーの作った高級品より、自作、あるいは、ハンドメイドに近いオーダー品、に価値基準がシフトしてきているのです。
これはメーカーにとっては非常に危険な状態です。
上記は、わたしが以前投稿した記事ですが、大手メーカーは大量生産大量消費を基軸に現在の規模を維持しているので、消費動向がシフトすると大変困った状態になります。もちろんある程度の安定した需要は見込めますし、ネット販売に切り替えるメーカーも多いと思います。
ですが、高級嗜好品から脱却を皆が考え始めると、当然ですが不景気になります。
6.経済の再構築
そこで、わたしが提唱したいのが、「日本国民総個人事業主化」です。もちろん、賛否両論あると思います。ですが、その人のできる能力を市場に売り出す、欲しい人が買う、という商売の基本に立ち返れば、中抜きや不当廉売や生活必需品の転売も意味をなさなくなります。
個人の能力を買い叩かれる構造からの脱却、これが達成できなければ日本経済の再生、国際競争力での勝利は不可能とわたしは思っています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
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