気にし過ぎは体づくりの敵
「筋肉をつける。」「ダイエットをする。」
体づくりのサポートをしていると逆効果に陥っている人を目にします。
「1日でも筋トレができなかったらダメだ」
「決まった時間にプロテインが飲めなかったから終わりだ」
「今日は脂質が10g多く摂ってしまったかもうダメだ」
みたいな感じです。
ストイックに取り組む精神はとても尊敬ができるのですが、はっきりいってそれ逆効果です。
体はそんなに簡単に変わらない
筋トレを挫折する人によくいうのですが、体ってそんなに簡単には変わりません。
コツコツ継続をして3ヶ月くらいしてようやく成果が出てきます。
それを知らずに「ちょっと筋トレをしたら筋肉がつくと思ってたのに・・・」という人が挫折してしまうのです。
これは逆に少しくらい日頃の習慣が継続できなくても同じことが言えます。
1日筋トレができなくても、今まで作った筋肉がすぐに失われるわけではありません。
1日不摂生をしたからといって、これまでの頑張りが全てリセットになるわけではないのです。
その状態を続けてしまうと太ったりスタイルが崩れるのです。
ストレスにより筋肉は分解される
さらにいうと、ストレスによってでるコルチゾールという物質によって筋肉は分解されてしまいます。
つまり、1日くらい筋トレができなかっただけであれば筋肉が分解されることはないのに、
「筋トレができないなんて・・・」と考え込み過ぎてしまうとストレスによって筋肉が分解されてしまうのです。
考え過ぎていいことなんて一つもないのです。
適度に継続をしよう
真面目にコツコツと筋トレを継続している人であればあるほど、筋トレができない日や食事管理ができなかった日が1日でもあると「もうダメだ」と思いがちです。
たしかに、大会を見据えて減量しているトレーニーであれば、1日1日をコントロールして取り組む方がいいのは間違いありません。
ですが、多くの人が筋トレだけをおこなって毎日過ごしているわけではありません。
仕事もあれば学校生活もあるはず。筋トレができない日や付き合いで食べ過ぎてしまう日もあるはずです。
気にし過ぎず「今日は出来なかったけど明日からまた頑張ろう!」と切り替えることが、長い目で見て体づくりを成功させるコツです。
適度に力を抜きつつ継続していきましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?