安部公房『砂の女』の感想を早く言いたいのにメタルギア小島監督がすごすぎるという話をする。
今日こそは……今日こそは…!!!!
一昨日読み終わった安部公房『砂の女』の感想を書くぞーーーー!と息巻いていたのに、もうこんな時間。
最初の読み始めこそ「この作品本当に面白いの???」って疑心暗鬼でページめくっていたんですが、すごく面白かった。なにこれやばい…。
読みながらツイートも思わずたくさんしちゃいました。
三つ目のツイート「孤独とは〜」に関してはなんとインプレッションが9000を超える伸びっぷりでした。安部公房の言葉の力の凄みたるや…。この言葉についてもちゃんとnote早く書きたいぞー!
そもそもなんでこれ読んだの?ってところから入ると、ぼくはすごくメタルギアソリッドシリーズを生み出した小島秀夫監督を尊敬しています。
最近発売したデスストランディングも発売当初こそ「ぶっとんでね?このゲーム。意味がわからなすぎるだろ…」って世間はなっていたんですが、コロナ禍になってみたら、ほれみたことか小島監督の予言通りじゃないかという世界になりました。
少し詳しく言うと、世界中の人々がとある事情から出歩けなくなってしまい、みんながシェルターに籠ってる世界です。そのため、物流が止まってしまっているので、配達人の主人公が各地に配達するゲームです。(やばくないですか?これ!!!)
そう、小島監督の凄まじいところは未来を予言してしまうところなんです。他にも2001年に作られたゲーム『メタルギアソリッド2』で今のSNSが普及した世界を正確に予言しています…。
それは確実に触れているコンテンツ量が多いから、人間のことを深く洞察しようとする意志が凄まじいからとでも言えましょうか。とにかくこの人本当に凄まじい…。
そして、そんな僕に小島監督が自身に影響を与えた作品一覧を自分の言葉で語るという、なんとも興味深い本が出版されました。
飛びつくように買って、ここに書かれていて出会ったのが、『砂の女』になるわけです。この方が勧めるんだからつまらないわけなかろうって話だったんですが、最高でしたね…。(また人のおすすめで本を読んだ。)
ちなみに小島監督はこの本の中で、センスを磨くために他人のおすすめで本を読むことは絶対にしないと語っています。もうこの本を読んでる時点でアウトやんって内容です笑
この本のすごいところってここに紹介されているマンガ、映画、アニメの全てを迷わず全部味わいたいと思ってしまうことなんです。小島監督の言葉選びや紹介の仕方のSENSE(センス)が良すぎて沼にはまります。
もうこれで何冊積読を増やしてしまったか…。もちろん、自分が小島監督が好きってことも影響していると思うんですが、それでもこのレビュー文はすごい。自身の性格や作品創作にどう言う風に影響を与えたかが巧みに描かれているのと、思わず読みたくなる作品紹介のバランスのよさが凄まじい。
これをお手本にしてnote書きたいってなるほどなのです。本当にこの本少しでもいろんな人に読んで欲しい。そして、一人でも多くの人に小島監督のゲームをやって欲しい。またはムービーだけでもみて欲しい。
本当にすごいんで。まじで尊敬です。ここまでの人に昇り詰めたい…。
明日は絶対に頑張って『砂の女』の感想書きます…。まだ村上春樹『風の歌を聴け』と『1973年のピンボール』も後ろに控えてる…。
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なるべく毎日書くと言ったnoteも今日で45日目。この調子だ!