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乾燥野菜と、母の心遣い #日記

2024/9/18

朝から大学の講義で、気づけば昼過ぎになっていた。オンライン授業あるあるとして、だんだんマンネリ化してきて授業に集中できなくなりがち。というものがある(当社調べ)。例にもれず僕も今日の授業はなんだかずっとボケっとしていた。

毎授業行われる出席確認の時だけは頭が冴えわたり、そのタイミングを絶対に逃さぬよう全意識を授業に集中させる。このときの集中力を普段から引き出せていたなら、僕は今頃世界で名を馳せていただろう。

ちょうど僕の名前が点呼されるタイミングで、インターホンが鳴った。まさか僕の出席確認を邪魔しようとするNPO団体『怠惰な大学生を炙り出す会』的な極悪組織かが、我が家に刺客を放ったのか?!と思ったが、そういえば先日母親が荷物を送ってくれていたのだった。正体は母親からの刺客、『配達のオヤジ』だった。

急いで荷物を受け取り、点呼にギリギリで応答することができた。今日も世界の平和は保たれた。

荷物を開けると、大量の食糧。インスタントラーメンやお菓子、実家に置きっぱなしだった服やタオル、etc・・・。そして最近品薄なお米も入っていた。これだけで2週間は買い出しも外食もせずに済みそうだ。

僕がペーパードリップをやってみたいと我がままを言うもんだから、母親は仕方なく自分のコーヒー器具を送ってくれたのだった。そのついでに、食糧も送ってもらったというわけだ。

そして、いつもなら入っていないようなものが段ボールの片隅に詰められているのを発見した。乾燥ワカメならぬ、『乾燥野菜』と味噌だった。

先日土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』に影響をうけ、味噌汁を作り始めたことをラインで伝えていたので、一緒に詰めてくれたのだろう。僕が味噌汁を作るにあたって面倒臭がって、まともに具を用意しないことを完全に見破っている。流石としか言いようがない。

そのおかげで、今日は野菜と豆腐(これだけは自分で買っていた)をたっぷり使った栄養満点の味噌汁を作ることができた。母は偉大なり。


原点回帰、ペーパードリップ

そして早速大学の講義が終わった後にペーパードリップでコーヒーを淹れてみた。分量はコーヒー豆24g(Starbucks Reserve バリ マウントバトゥ―ル)にお湯250mlで淹れてみた。お湯が落ちる速度も適度でうまく淹れられたと思ったのだが、思いのほか雑味が強く出てしまった。

でもお豆がかなり上質なものなので、その雑味のなかにも鮮やかな酸味が感じられ、おいしく飲めた。たぶん2投目以降のお湯をお豆全体に注いでしまったのがよくなかったのだろう。お豆の真ん中だけに注ぐという普段のやり方で、またトライしてみようと思う。おいしいコーヒーへの道のりはまだまだ遠い。

今日はまだまだ時間がある。大学の課題を早めに終わらせてしまおうか、本をいつもより頑張って読み進めようか、とりあえずネルドリップちゃんのお手入れをしながら考えよう。



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