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『学校の端末がChromebookで意味あるんですか』という問い

仕事をするようになったら使うのはMicrosoft Windowsだから、当然学校ではWindows端末を使わないと意味がない、という人がチラホラ。

保護者や政治家などの大人からも聞かれるし、現役の小中高校生でも言っている人はいますね。

それ、まんまとマイクロソフトに洗脳されているかも。

Windowsにしても、バージョンが変わると、使い方の基本は同じとは言え、よく使う機能の仕様が変わる場合も多々あり、慣れたと思っても、覚え直すことはしょっちゅう。

サポートが切れているのに、Windows7を使い続けている人は周りにいないでしょうか?しばらく残っていましたよね。

Microsoft Officeシリーズもしかり。リボンのメニューの並びが変わっただけで、イライラしている人も多いのでは?

そういう意味では、パソコンという括りでいうと、大して変わらない。確かに、Chrome OS、Windows、MacOSはそれぞれ違うけど、ダブルクリックしてソフトを起動したり、コピー&ペーストの機能を持っているのは同じでしょう。コンピュータを使うときのユーザインターフェースとして、どれか一つでも慣れたら、他のOSに変わったところで慣れるのにかかる時間は大して変わらないはず。

ちなみに。

僕が中学生のとき、最初に買ってもらったパソコンは、シャープのX1という機種で、OS自体なし!
いきなりバイナリプログラムが入ったカセットテープをパソコンに読み込ませる方式で、クリーンコンピュータと言われていたくらい。
操作も、テキストでコマンドを打ち込むのみで、マウスなんてありません。
ベーシックというプログラミング言語で、ゲームを作って遊んでいました。

その後、高校に入ってから買ってもらったのは、同じくシャープのX68000というパーソナルワークステーション!?
マウスはついていたものの、ビジュアルな操作がメインではなく、結局コマンドを打ち込んで使うことが多かった。ここにも、マイクロソフトの気配は無し。

大学に入り、自分で買ったパソコンは、Macintosh 660AVという、ピザボックスタイプのAppleのパソコン。ワープロは、Word Perfectを使っていました。ここでも、ノー・マイクロソフト。

初めてWindowsに触れたのは、大学三年生の時。コンピュータルームにあったWindows3.0。そのあとすぐ3.1がメジャーになった。

それでも、ここまでの経験で、パソコンに何かをさせるという感覚は身についたし、プログラミングもできるようになった。
社会人になって、Windows95を使うようになったけど、特に違和感なく、操作が出来ましたよ。それどころか、経済学部出身なのに、本配属でSEになりました

要は、考え方だけ分かれば、使えるようになるまで時間はかからないはずということ。

Chromebookで出来ないことももちろんあるけど、そうなったら、小遣い貯めて自分で買いなよと思いますね。その昔、ノートパソコンは超高級品で、一台50万以上は普通でした。5万円しないでそこそこのものが買えるなんて、ハードルってほどではないはず。

だいたい、数年後にもMS Windowsが主流かどうかなんて誰にも分りません。Chromebookがその座を奪っているかもしれないし、iPadで仕事しているのが普通になっているかもしれません。

何らか端末が貸与されているだけでかなり恵まれているので、文句言う暇があったら、その端末でどこまでできるか使い倒してみては。

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