本日、文部科学省で「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」が公表されました。 アクセス制御(ゼロトラスト)とネットワーク分離についての変更がメインのようです。割とこまめに更新されますね。 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1397369.htm
「GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議」を傍聴して。小中学校における先生の業務を支援する校務支援システムについては、GIGAスクールよりずっと前のスクールニューディールの頃から関わっています。 当時は、東日本システム建設(現在のTOSYS)が、校務を電子化するにはどうしたらよいかという視点で開発を進められたスクールオフィスのシェアが高く、僕も導入に向けて尽力した時期がありました。 当時、先生たちが情報共有をすること自体、対面か紙しかなかったの
先日こんなツイートが話題になりました。 このツイートに対してこんなコメントも ところがこの標準仕様書、じっくり読むと割と慎重に書かれていることがわかります。掲載されている全文はこちら。 https://www.mext.go.jp/content/20200303-mxt_jogai02-000003278_407.pdf ツイートの該当箇所については「3種類の仕様から(略)選択し、必要に応じて変更することが望ましい。また、選択に当たっては、どのような学習用ツールを利
その昔。中学生の時に、初めてパソコンを買ってもらったときは、一生使うつもりくらいでいました。ディスプレイとセットで108,000円でした。 札幌の公立高校に合格した時に、合格祝いで新しいパソコンも買ってもらいました。これはディスプレイとセットで368,000円でした。最初のパソコンと2台並べて使っていました。 今思えば、家計として決して余裕があった訳ではなかったはずですが、この時から使い始めたことで、今の自分のスキルにつながっています。ありがとう両親。父親が使っている電子
仕事をするようになったら使うのはMicrosoft Windowsだから、当然学校ではWindows端末を使わないと意味がない、という人がチラホラ。 保護者や政治家などの大人からも聞かれるし、現役の小中高校生でも言っている人はいますね。 それ、まんまとマイクロソフトに洗脳されているかも。 Windowsにしても、バージョンが変わると、使い方の基本は同じとは言え、よく使う機能の仕様が変わる場合も多々あり、慣れたと思っても、覚え直すことはしょっちゅう。 サポートが切れてい
まずはこの記事。 名誉のためにツイート主はマスクしています。 『便利でサクサク動くスマートフォンに慣れた高校生』とか書いていますが、今時の高校生は自分でスマートフォンを買い、毎月の通信料を支払っているのでしょうか。 多くは、親から買ってもらっているのではないですか?自分でアルバイトでもして買ったのなら、何も言いません。でも、買ってもらうのを当たり前と思うなど、そろそろ恥ずかしいと思って欲しい。 GIGAスクール構想では、公立の小中学校に対しては、文部科学省が、3分の2の
先日気になった記事はこちら。 『名古屋市、小中のタブレット使用中断 操作履歴を無断で取得』 ニュースに対するコメントも多数あり、スタディ・ログとして必要、ログをとるのは当たり前、等々、操作履歴を取ること自体には肯定的な意見が多くみられました。 ですが、これはそういう必要性を指摘しているのではなく、個人情報を取得するのに、同意を取っていなかったこと、が問題です。 いくつか調べてみたのですが、学校のホームページに、同意書のサンプルまで掲載されているところもありました。
身近なところでも、GIGAスクール構想に関して誤解が・・・ ・1台ずつパソコンをくれるのか。 ⇒くれません。学校に整備されるだけです。くれる訳ないでしょ? ・全部無償なのか。 ⇒国は自治体に一部を補助しているだけなので、一部個人負担になる場合もある。私立は補助範囲も違うし。
文部科学省が進めているGIGAスクール構想。小中高等学校の校内LAN整備と、小中学校の1人1台端末整備。令和3年度中に終える!という目標で、それは難しいんじゃないの、と思っていましたが意外と進んでいました。 『端末配布が4月以降になるのは43自治体で全体の2.4%』で、遅れの理由は『端末への需給の逼迫による納期遅延』が最も多いとのこと。 新型コロナで、企業のテレワーク需要なども増える中、約900万人いる小中学校の児童生徒分も用意するとなったら、パソコンメーカーは特需でした
テレワークの妨げとなっているハンコ文化。決裁はもとより、契約書を取り交わすにも、紙に印影があるのは、客観的にわかりやすいのは事実です。でも、そのためだけに、出社するのは時間やらなにやらもったいない、ということで、それに代わる方法として(結構昔からあるけど、最近になって)注目されているのが電子署名です。 電子署名とは、公開鍵暗号方式の利用方法の一つで、イメージとしては下図のような仕組みです。 公開鍵暗号方式については、他にも説明資料がたくさん世の中にあるので、またの機会にし
義務教育段階の児童生徒に一人一台パソコンやタブレット端末を配備し、授業で普段使いできる環境を整えるという、文部科学省のGIGAスクール構想。 これ自体は、一気に世界に先行するすごいことです。紙と鉛筆が良いということもあるでしょうけど、何度でもやり直しがきくデジタルデバイスだからこそできることも多いです。 僕は小学校の頃、作文が特に苦手でした。作文用紙に書き出して、ある程度書き進んでから、書く順番違った、とか、最悪1文字抜けた、とかになると、消しゴムで消して書き直すなんてこと
僕が初めてインターネットを意識したのは、大学三年生のとき。 ゼミの先輩が卒論のテーマに選んだのが『WWWサーバの構築』だったので、毎週のように、インターネットやHTMLなどの仕組みを聞くことになった。その時は、インターネットって何??という感じでした。 それまでネットワークに繋がったことが無かったかというと、そんなこともなく、当時はパソコン通信が流行っていて、いわゆる草の根ネットという、自宅にアナログ回線(良くてISDN回線)とモデム、パソコンを用意していて、自由に接続でき
妻の知り合いの子供が、パソコンを自作するのにパーツを買い揃えたそう。 聞くと、下調べもせず、いきなりパソコンショップに訪れて、店員さんにすべて聞いて、お勧めされたものを買ったらしい。 はい。失敗したと思ったら、また買い替えるつもり(要は金持ちw)ならそれでも良いですが、あまりおススメできない買い方です。。。 パソコンを自作しようと思ったら、一番先に決めるのはCPUで、IntelかAMDにするかで大きく分かれます。予算とやりたいことに合わせてCPUを選んだら、それに対応した
初めまして。本当は実名で書いても良いのですが、訳あってしばらくは匿名で書かせていただきます。素性等は、その内明らかにするかもしれません。 私が自分用のパソコンを買ってもらったのは、中学1年生の時。当時は、8ビットパソコンが家庭用に普及し、ちょっと進んだ企業は16ビットのNECのPC-9801を導入していた時代です。 自分のパソコンは、SharpのX1F model 10という機種で、記憶媒体にオーディオカセットテープを利用するデータレコーダーのモデルでした。 わかる人には