この瞬間は呼吸をするのと同等である
感覚はとてもいい、ここに戻るためのツールである。
今タイピングしている指の感覚を感じるてみる。
そして、今タイピングしている、ここに浮かんでいる言葉たちを眺めてみる。
両手をすり合わせる感覚や、隣で友達がキーボードを打つ音、絶えず呼吸をしていること、絶えず流れていく思考に気づいていること。
ここで行われているのは起りしかなくて、ここには何もない。
目的はなく、ゴールだけがある。
これは感覚でもない。
真実でもあり、体験でもある。
真実を生きる人は、ここへ導くことしかしない。
なぜなら、ここ以外は夢だから。
注意深くいなければいけない。
少しでも油断すれば、夢の中に連れて行かれる。
ここを生きることは、全てに気づいていること。
真理を生きている人は、この世界に何人いるだろう。
どんな言葉にも耳を傾けてはいけない。
あなたの注意を外らせるために、あの手この手を使ってくる。
でも大丈夫。
呼吸があなたを導いてくれる。
あなたは生きていたことに、あなたは生まれて初めて気付く。
でも大丈夫。
今はあなたを歓迎しているから。
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