
月夜に想ふ〜2025年2月月報〜
真山仁「ここにいるよ」第2章スタート
今月は「ここにいるよ」(真山仁さん作)第2章の振り返り記事を3本投稿させていただきました。
来月から開始予定の第3章では子どもたちの居場所作りに奔走する小野寺たちの姿が描かれていくと思われます。今後の展開ににますます目が離せません。
今月のインプット
ペンギンボックス『おでかけ子ザメ』
『おでかけ子ザメ』は、漫画家のペンギンボックスさんがSNS上に公開しているマンガを原作としたショートアニメーション作品です。
子ザメちゃんとちょっと懐かしい匂いのする八魚町に住む人たちとのハートフルな交流が本作の見所の1つです。住民らはその存在に初めこそ戸惑いを感じていましたが、次第に心を通わせていきます。そこで流れているゆるやかな時間は心地よく視聴後にほっこりした気分になった方も多いのではないでしょうか。
その一方で、切なさを感じさせるエピソードもあります。
「春になったら」(第19、20話)では子ザメちゃんの遊び相手のかえるちゃんととかげちゃんが冬眠状態に入ってしまいます。

しばらく友だちに会えなくなった子ザメちゃんが寂しさを見せる場面で胸がぎゅっとなったのは僕だけではないはず。

落ち込む子ザメちゃんをあおいちゃん(第7話で知り合った女の子)は「あの木が花でいっぱいになったらまた遊べるよ」と励まします。その言葉に背中を押され、子どもたちと一緒にかえるちゃんととかげちゃんへの贈り物を用意していきます。春を迎えるまでの間、子ザメちゃんが前向きな気持ちでいられたのは、寂しい時に優しく寄り添ってくれる彼らの存在があったからでしょう。
その後、第50話「春が来た」で子ザメちゃんはかえるちゃんたちと再会を果たします。この回の見どころを挙げていくと、
・桜の花びらをまとったピンク子ザメちゃんがただただ可愛い
・かえるちゃんととかげちゃんの再会シーンが感動的
・ラストで子ザメちゃんたちが集まる場面が眼福
僕にとっては神回といえるエピソードの1つです。皆さんはどの回がお気に入りでしょうか?

今年の夏には新作映画の公開が予定されています。子ザメちゃんたちを劇場のスクリーンで観られる日が待ち遠しいです。
今月読んだ記事
僕がフォローしているnoteクリエイターの1人に桜小路いをりさんという方がいらっしゃいます。
先月下旬から「書く1ヶ月チャレンジ」に挑戦し、無事完走されました。
彼女の文章を目にする度に言葉と向き合うことの意味について考えさせられます。
臆病者なりの「やさしさ」を追求していきたい
自身の臆病さを受け入れた上で言葉を紡いでいく姿に勇気づけられた読者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。かくいう自分もその1人です。
これからも素敵な記事を投稿してくださる桜小路さんのことを応援していきたいと思います。
次の予定・やりたいこと
来月はホワイトデーなので、いつもより少し特別な贈り物をしたいです。