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親子で海岸清掃に参加しました

連日、猛暑が続いていますが、今日は夏休み期間の日曜日、早起きして娘と海岸清掃に参加してきました。

昨年、一度家族で参加して、今年で2回目の参加です。
石川県内では、いくつかの団体が海岸清掃活動を実施していますが、今回は県内で一番熱心に活動されている「海と日本PROJECT」のイベントです。

朝8時前に到着。熱中症対策で今回から30分早いスタートになったそうですが、もうすでに暑い。
受付で、ゴミ袋とトング、軍手を受け取って、おもむろに開始です。

川の河口に近く、近くには公園や砂浜、小さな漁港もある砂浜です。
流れ着いた海洋ゴミだけでなく、捨てられた花火やBBQのゴミ、釣具なども目につきます。

小さなプラスチックの破片が、まるで貝殻やサンゴのように。
発泡スチロールも細かく砕かれて、まるで新しい生命体のようですが…。
やっぱりある、ストロー。

目についたゴミはこちらです。

・ペットボトル(本体/ふた)
・ライター (娘だけで7本ほど見つけました)
・プラスチックの破片 (何かの容器?網目状のものも)
・発泡スチロール
・ビニールひも 
・ビニール袋 (腐食してぼろぼろ)
・たばこの吸い殻、空き箱
・花火のゴミ
・汗ふきシート(不織布)
・歯ブラシ
・何かのキャップ、ふた、チューブ、ストロー

今日一番の大物はこちら、何かのチューブ。

プラスチックがかなり細かく砕けている

去年に比べて気が付いたのは、「かなり細かいプラスチックごみが多い」ということです。

まるで貝殻の破片のように見えますが、ほぼプラです。

トングではつまめないくらいの小さな破片。
波や日光で劣化し、ボロボロになり、細かく砕けていくプラスチックが、更に細かくなって、海中に浮遊するマイクロプラスチックになっていきます。
最近は、空気中にもマイクロプラスチックが浮遊していることが分かってきています。
海の魚だけではなく、空気や植物にもマイクロプラスチックが入り込み、人体にもきっと入り込んでいるんだろうな…悲しい。

子どもと海洋清掃しながらゴミの話をする

小学生の娘も、暑くて疲れてはいましたが、次々とゴミを見つけ、どんどんゴミ袋に入れてくれました。

「なんでこんなにライターが…」
「海で花火をするってどういうこと?」
「この歯ブラシ見たことない。海外から来たのかな」
娘なりに、海洋ゴミについて、考えることがあるようです。

私からも、
「汗ふきシートって、紙じゃないから土に還らないんだよ」
「プラスチック、こんなにボロボロになっているね」
など、現物を見ながら説明をすると、理解もスムーズです。

約1時間経過して、暑くてギブアップしましたが、親子2人でゴミ袋1つ分くらいのごみを拾うことができました。
娘に
「これ、夏休みの自由研究にしたら?」
とアドバイスしましたが
「それは嫌」
と言われてしまいました(汗)。

今度はもう少し、涼しくなったらチャレンジしたいと思います。

目標14 海の豊かさを守ろう

SDGs

周りを海で囲まれた島国、日本。
その割に、この目標の達成度は最低レベルだそうです。
海の綺麗なところだけを見て、安心してしまっている。
そんな気がしてなりません。
足元の、細かなプラスチックの破片を、よく見て。
見渡す限り、人工物のかけらが散らばる海岸を、よく見て。

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miku | SDGsであなたの未来を考えるキャリコン
コメントやスキをいただけるとうれしいです! いつか、金沢市を拠点に、SDGsの観点からキャリア支援できるような活動をしていきたいと思っています。