miku | SDGsであなたの未来を考えるキャリコン

キャリアコンサルタントとして「SDGs」を一から学び、一人ひとりの未来に向けて何ができ…

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キャリアコンサルタントとして「SDGs」を一から学び、一人ひとりの未来に向けて何ができるのかを考えています。 石川県金沢市に住む一児の母。国家資格キャリアコンサルタント。趣味は読書。座右の銘は「人を活かす」。

最近の記事

夫婦別姓に反対しているのは「家長」的な人たちなんでしょうか

いやはや、知りませんでした。 日本の夫婦同姓義務って、国連から「改正しましょう」って勧告されてたんですね。 しかも、20年以上前から、4回も。 #日経COMEMO #NIKKEI 世界から見たら「日本はまだこんな時代遅れなことを…」って感じなんですかね。 結婚した夫婦は、どちらかの姓に統一する。そして日本では男性側の姓になることがほとんどである。 これは「女性差別」にあたるというのが国際的な考え方だということでしょう。 私もそうですが、多くの日本人にとってこれが「違和感

    • 2023年の男女賃金格差に思うこと

      北陸中日新聞によると、「厚生労働省は9月2日、2023年の都道府県男女賃金格差を初めて指数化し公表した」とあるのですが、厚生労働省のHP上には今日9月5日時点ではデータは見当たりませんでした。 ですので、紙面上のデータを基に、思ったことを書きます。 日本の男女賃金格差、男性の賃金に対する女性の水準は約7割で、諸外国に比べ見劣りする、というのは何となく知っていましたが、都道府県別に見るデータというのは興味深いです。 特に、以前記事に書いたように、私の住む石川県、そして北陸とい

      • 使い切るというエコ

        家の中に物がたくさんあると、ストレスが溜まるって話があります。 夏休みの間は子どもが一日中リビングで過ごすせいで、私が帰宅するとごちゃごちゃしたリビングが目に入ってきて、一気に疲れが…。 なるべく物を減らそうと思って生活しているのに、なぜか物が溜まっている。 恐ろしい消費社会。 そんなここ数年、私が心掛けていることが1つあります。 同じジャンルのものの在庫を使い切る 例えば、洗顔料。 メインで使っているものと、旅行用に買ったりサンプルでもらった小さいものも含めると4個

        • リップクリーム手作りの理由

          なかなか、我が家のプラごみが減りません。 家庭で出るプラごみを削減したところで、環境への影響は微々たるものなのかもしれませんが、それでも、減らしたい。 そんな思いで、手作りハンドクリーム&手作りリップクリームを作ろうと思い立ちました。 容器や包装プラごみを少しでも減らすために… 材料はたった2つ まずは「蜜蝋(ミツロウ)」。楽天で買いました。 100g×2袋で1080円。 そしてキャリアオイル。ホホバオイルなどが一般的ですが、家に合ったココナッツオイルを使用してみま

        夫婦別姓に反対しているのは「家長」的な人たちなんでしょうか

          ずぼらなコンポストを続けています

          2022年11月中旬から、コンポストを始めています。 コンポストとは、「堆肥(compost)」や「堆肥をつくる容器(composter)」のことです。家庭からでる生ごみなどを微生物の働きで分解して、土に還す、というイメージです。 私は、 ・家庭ごみの削減 ・プランターで使う土のリサイクル のために始めました。 コンポストはさまざまな形式がありますが、私が重視したポイントは、こちら。 ・家の外に置きたい ・新しい資材を買いたくない(家にあるもので賄いたい) ・虫や匂い

          ずぼらなコンポストを続けています

          女性を描くNHKの2つのドラマ

          今年2024年の大河ドラマ「光る君へ」を毎週楽しみに見ています。 時は平安時代。のちの紫式部と藤原道長の知られざる恋をベースに、平安の世の光と闇を描き出すドラマです。 史実に沿った描写と、「源氏物語」をほうふつとさせる創作部分が絶妙に絡み合って、戦なんかなくともこんなに息をのむ展開ができるのか!と驚かされ、毎回45分があっという間に過ぎています。 主人公のまひろ(のちの紫式部)の感情を抑えた演技が素晴らしい。「お前が男であったら」と親に言われるほど優秀であっても、女性という

          日本発、お米のプラスチック

          昨夜、焼きビーフンを食べていた夫が 「これって何でできてるの?」 と質問しました。 「お米だよ」 と答えました。 「日本人はコメが主食だけど、こういう麺とかライスぺーパーとか加工はせずに、米粒のままか、餅か、の2択くらいしかないよね」 「それは日本のコメがおいしいからじゃない?」 そんな会話をしていた次の日。マックスバリューで歯ブラシを買おうとしたらこんな商品を見つけました。 「お米35%配合歯ブラシ キラグリン」 お値引きされていたので2本購入。 後ろを見ると「Rice

          家事をするようになった40代男性

          最近、キャリアコンサルタント仲間の飲み会で、40代の男性が、こんな話をしていました。 「会社を辞めて独立したい、って話をした時に、奥さんに反対されるかと思ったら、あっさり認めてくれて。その時に、奥さんはちゃんと自分を認めてくれてるのに、俺は今まで奥さんに何をしてきたんだろう。何もできてないんじゃないかって思って。それから、家のこととか、気づかれない程度にやるようになったんです」 「気づかれないように?笑」と私。 「だって恥ずかしいじゃないですか笑」 今までは家事も育児

          私も「男女平等への長い列」に加わろう

          2024年2月7日に亡くなられた、赤松良子さんの著書『男女平等への長い列』を読みました。 最初、本のタイトルが「男女平等への長い道」だと思って、図書館で検索したときに出てこなかったんですが、よく見たら「長い列」でした。 列? 列って何だろう。 その違和感は、前書きを読んですぐに腑に落ちました。 赤松さんは「均等法の母」 赤松さんは、戦後、東京大学法学部に進み、労働省に入省。 女性の地位向上に取り組み、1985年の男女雇用機会均等法の制定に尽力した「均等法の母」と呼ばれる

          私も「男女平等への長い列」に加わろう

          先日亡くなられた赤松良子さんの本を借りてきました。男女雇用機会均等法制定に尽力された「均等法の母」。これから読みます。

          先日亡くなられた赤松良子さんの本を借りてきました。男女雇用機会均等法制定に尽力された「均等法の母」。これから読みます。

          SDGsの反対は「戦争」だと思う

          テレビでニュース映像が流れています。 1階がぺしゃんこになり、屋根瓦が崩れ落ちている住宅。そのガレキの上に白い雪が降りつもっています。 人々が配られる水や食料を受け取るために、静かに列をなしています。 避難所で、高齢の女性が肩を落とし、毛布にくるまっています。 チャンネルを変えると、また、同じような映像が流れています。 白い壁の建物の多くが崩れ、砂埃が舞っています。 物資が積まれているらしきトラックに、多くの人が群がりよじ登ろうとしています。 顔中に傷を負い、すすにまみれた

          今日の北陸中日新聞によると、石川県の策定した地震被害想定は98年から見直されておらず、災害度はかなり低く見積もられていたらしい。その後、何度も能登の地震は起きていたのに、専門家の声が県に届かず、昨年やっと着手したところだったとのこと。残念。

          今日の北陸中日新聞によると、石川県の策定した地震被害想定は98年から見直されておらず、災害度はかなり低く見積もられていたらしい。その後、何度も能登の地震は起きていたのに、専門家の声が県に届かず、昨年やっと着手したところだったとのこと。残念。

          過去の震災での教訓を生かしたい

          2024年の元日、石川県能登半島を震源とした地震が発生しました。 丸6日経ち、120名を超える方が亡くなっていると報じられ、今なお、まだ行方不明になっている方が多数いらっしゃいます。 同県に住む者として、すぐにでも駆けつけて助けになりたい、そう思うのはやまやまですが、今はじっと我慢。 国や自治体が指揮を取り、自衛隊をはじめとした支援がいち早く届けられるよう、邪魔をせず見守りながら、自治体への義援金に協力しています。 東日本大震災で学んだこと 13年前の東日本大震災を、私

          人口減は文化がなくなることでもある

          読み出すと止まらなくなる、京極夏彦さんの本を読んでいます。 江戸時代なのかな、独特の世界観と文体ですが、テンポよく読めて、脳内での映像化が鮮やかで、ハマると無限に読み進めてしまいます。 ところで、 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が、2050年までの地域別推計人口を公表したそうです。 2050年、日本の人口は17%減り、東京以外の全道府県で減少します。特に東北地方で、30%を超える人口マイナスになる県が多いそうです。 もちろん高齢化も進み、65歳以上の割合が40%

          人口減は文化がなくなることでもある

          家事・育児の「主体性」

          X(旧Twitter)で、とあるワーママのつぶやきを目にしました。 要約すると 「仕事終わりに急いで子を迎えに行って、スーパーで夕食買って帰ったら、夫が半休取って家でごはん作ってた。ありがとうって言って食べたけどモヤモヤする」 という内容でした。 夫さんとしては、家族を喜ばせるサプライズとして、良かれと思ってやったことなのでしょう。 それがわかるからこそ、妻さんもありがとうと言って受け止めました。 しかし、妻さんとしては 「早く帰ってくる日なら、なぜ娘をお迎えに行ってく

          管理職の負担を減らすとジェンダー的にも良さそう

          10/26の日経新聞の「しごと進化論」の記事をご紹介します。 #日経COMEMO #NIKKEI 日揮ホールディングスが、「部長3人体制」をとっているという内容です。 リーダーとして中長期のビジョンを立案実行する「部長」と、 プロジェクト管理を束ねる「PCM(プロジェクトコーディネートマネージャー」、 人材育成を手掛ける「CDM(キャリアディベロップメントマネージャー)」、 この3人で、従来の部長職が担っていた役割を分担するということです。 これ、良いですよね! 良

          管理職の負担を減らすとジェンダー的にも良さそう