Turn.6『北勢に残る西武車』
前回分の記事を読んでいた方は分かるかと思うのですが、今回も東海地区の鉄道に関する話です。
今回は三重県の北勢地区。いなべ市を走る全長30キロ程度の路線、三岐鉄道の写真です。
三岐鉄道といえばやはり貨物列車なのですが…今回は貨物列車ではなくその脇を走る旅客車両から。
写真の車両は、かつて西武で401系として活躍していた車両でした。西武では増結車として。そして2両で活躍しそのまま引退を迎えた事から譲渡時は引く手数多な状態で、全車が廃車にならず上信電鉄・近江鉄道などに譲渡されたのだとか。三重県はいなべ市の三岐鉄道もその1つで、三岐鉄道に譲渡された西武401系は三岐鉄道101系に改称して形態も大体そのままに大活躍中です。
そんな中、三岐鉄道に就職し101系として改名した車両が突如、復刻塗装を纏う事になりました。
ここでようやく写真の話。
写真の101系が纏っている塗装は、昭和40年代まで三岐鉄道が纏っていた標準塗装です。西武の車両がFAを行使してやって来てからは譲渡された今では完全にレアなものになってしまいましたが、コレがかつては北勢の地域を走る電車の標準色だったんですね。
写真は近鉄富田から平津までの間にて撮影した記録です。
社会人に進出してからゲリラで行って、帰りは松阪だったか伊勢中川から特急に乗車して京都に戻りましたとさ。かなりの強行だったような。
そろそろ西武の車両も危うくなってきましたが、果たしてどれだけの期間走行できるのでしょうか…?