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あけましておめでとうございま「針を置いたらあの海へ」だっていい奴なんだよ

あけましておめでとうございます。
2025年も何卒よろしくお願いいたします。


【予告】さて、で新年のあいさつをぶった切ります


さて、あと18日で文学フリマ京都9開催日ですね!

カタログ→ https://c.bunfree.net/c/kyoto09/!/%E3%81%86/21

わたくしのひとりサークル「みもすそ文庫」のブース番号は う-21 です!!
わたくしのひとりサークル「みもすそ文庫」のブース番号は う-21 です!!


わたくしのひとりサークル「みもすそ文庫」のブース番号は う-21 です!!

新年からワクワクが止まりませんね。
冬の京都はいいですよ。皆さん今からでも小旅行を検討されてみてはいかがでしょうか。

とまぁ宣伝しておりますが、この宣伝活動のせいで由々しき事態が生じております。


「針を置いたらあの海へ」売りづらいと言いすぎてほんとに人気がイマイチ

私が「マイコーは売りやすい」「針を~は宣伝が難しい」と事あるごとに書いてきましたが

  ※↑ フォロー外の方にもすごく読まれています!ありがとうございます!

「売りづらい」言いすぎて本当にマイコーとの人気格差が出て来てます。営業マン失格です。ネガキャンしちゃってるじゃん……
という訳で! 本日は元旦の日中というCMだったらめちゃめちゃ費用かかるであろう時間帯に、「針を置いたらあの海へ」の宣伝をします


♪~ 

CMです。


一旦本文をチラ見した上で、皆さまの感想記事をお読みください

ご覧ください。
「針を~」公開時点で、私のフォロワー数は100名前後でした。それを考えると、第一話のこのスキ数、はっきり言って異常。
そして、この先の私の文章を読むより遥かに参考になりかつ作品の魅力が伝わる、皆さまの感想記事を読んで下さい。言ってしまおう。「針を~」は愛されっ子
この皆さまの支持の理由をこれから書いていきます。
一旦私が作者ということは忘れて読んで下さい。いや無理だよ。


1. 今どき珍しい特大カタルシス

「針を~」は11万5千字あります。この時点で「うわぁ……」となるでしょう。
しかし!! この11万5千字という長い道のりに相応しい、特大カタルシスがあります!

しかも2回あります!!!

2回「ああ~良かったぁ~涙」となります。絶対なります。
カタルシス率は5.5万字分の1、つまり読む難易度的には中篇1本分とほぼ同等。いや何だこの計算……。

とりあえず、長さを裏切らない達成感をお届けします。断言するしかないので断言します。この、エンターテインメントが行き切って、分かりやすいエンタメはダサいみたいな風潮の令和に、驚くほど明確な山谷があります
こんなバキバキに起承転結あるジェットコースターヒューマンドラマ、商業じゃ作らないですよ。


2. こんな題材の小説は他に絶対ないぞ

「マイコー」が売りやすいのは、「食モノBL」という5文字でカテゴライズできるからでもあります。内容がすぐ想像できる。しかしそれは、裏を返せば「あるある」なのです。
一方「針を~」。
ニットを題材に、しかも「フェアアイル」という特定の種類のニットを重要な小物として、ニット少年と彫り師の針繋がりの交流を描く。
こんな話他にありますか? ないですね。ないよね。多分ないんじゃないかな。
商業では絶対売ってない、つまり同人小説の醍醐味と言えるのではないでしょうか!

ちなみに、フェアアイルとは
「スコットランドのシェトランド諸島の羊の毛を使って編む」
「ものによっては10色以上の糸を使う多色編みの」
「袋のように編んだのち、襟元や袖ぐりを作るために編地をハサミで切る」

非常にダイナミックなニットです。

これを、色覚特性(昔で言うところの色盲)のある少年が、彫り師の目を借りて編む、というのが大枠のストーリーです。

こんなん、ないだろ他に!!!


3. 11万5千字あるけど安心してください。楽しい旅にします。

字数で怯む人、いると思います。
でも安心して。この記事をここまで読んできた方なら、絶対読めます。ずっと、普段の私のこのテンションで綴っているので、凄く読みやすいです。それで居て、シリアス展開ではちゃんと、真面目に情景描写してます。真面目な文章も書けるんですよ。
書きながら、この小説は絶対長くなると自覚していたからこそ、ちょいちょい息抜きや遊びを入れながら書きました。実際読んだ方の多くが「後半一気読みした」という感想をくださっています。
そうそう、前半は連作短編のように読めるので、軽く休みながら前半を読みつつ、中盤から腰据えて一気読みするのがお勧めです。


「針を~」は長編アニメ映画

「マイコー」は、通勤時間に読めるように、一話読み切り形式で書いています。
一方「針を~」は、全体に大きなうねりのある長編です。読むハードルは「マイコー」より高いとは思います。
ですが!!!
読後感の大きさや読み応えで言ったら、確実に「針を~」の方が大きいです。でもどちらが良い、という話ではなく、

「マイコー」が1クールの連続アニメなら、
「針を~」は120分の長編アニメ映画。

どちらもアニメで例えましたが、実際登場人物のキャラの立ち方から言って、どちらもアニメ的な雰囲気です。文学的ではないけれど、気軽に読める作品です。それで居て、「こういう人がいるのか」「自分にもこんな頃があった」という発見や内省がある、はず。あるんじゃないかな。私はあったよ。
私のエッセイやコラム、短編が面白いと思った方なら、絶対どちらも面白く読んでいただけると思います。そして、長編「針を~」も楽しく読み通していただけると思います。

……こいつめちゃくちゃ自分の作品褒めるなと思われますか。
でもこの記事をここまで読んできた人、高確率で私の文章嫌いではないね?! という希望的観測のもと、「私が褒めなきゃ誰が褒める」と開き直って書きました。
ホントにお勧めです。読んで下さい。一旦第1話を読んで下さい、初っ端からブンブンに飛ばしてますので。そしてこの勢いのまま11万5千字駆け抜けます。

装丁がめちゃくちゃ可愛いので、製本版で手元に置きましょうや!


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早時期 仮名子*文学フリマ京都9う-21
もっといい小説を書きます!

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