人事トラブル相談所㉚「セクハラの調査事実が加害者にバレてたなんて!」 ~弁護士先生の教科書には載らないやり方ってあるの?~
「そのマスク、どこのですか?」
エアリズム
「好きな芸人は誰ですか?」
バカリズム
「そそられる行為はなんですか?」
チラリズム
女性部下の質問に調子に乗って答えていたら・・・
その場でセクハラ認定され、減給されたプラダを着た悪魔の人事です。
こういうちょっとしたハニトラ(ハニートラップ)的な事ってありません?
ラッパーみたいに「韻」を踏んで切り返したのに・・・
「淫」と言う名の地雷を踏んでいましたぁぁぁ~~♪
さて、ショートコント・・・じゃなくて、短めな記事でも書こうと思います
タイトルにもあるように最近うるさい「ハラスメント」・・・
なんですが、以前も記事はアップしておりました。(下記参照)
普通のハラスメント解説は、真面目な弁護士先生にお任せするとして・・・
ハラスメントがあった!聞いた!というときに・・出るのが・・・
「ハラスメントの調査方法」
実際にハラスメントは「受け手がすべて」という理屈(屁理屈?)なので
双方の言い分とか人事が確認をしないといけませんよね?
でも、会社にも会議室や話す場所って制限がありますし・・・
ヒアリングのたびに、毎回のコメダ珈琲に行くのも・・・。
調査の時に結構気を付けないといけないことが・・・
人事が「被害者」と思われる人に対してヒアリングをするとき・・・
その現場を「加害者」と思われる人に見られること・・・です。
何が起こるかというと・・・
そのヒアリングが終わったあとに・・・・
「加害者」→「被害者」に対して・・・・
「お前、チクっただろ!?」という確認や更なるハラスメントになるリスク
管理職同士ならまだしも・・・・
「人事(のそれなりの責任者)」と「他部門の一般社員」が会話って・・・
勘の鋭い人間だと嗅ぎ付ける可能性は結構ありますよ(↓こんな顔で)
人事としては、2次被害になるので回避しないといけませんよね?
そこで・・・
ハラスメント調査のカモフラージュ方法
民法にも労働基準法にも安全衛生法にも書いてないですが・・・
例えば、女性社員が被害者となりえる場合などは、本人以外にも周囲の目撃者や同僚などにも調査を入れることになりますよね?
それなりの人数となれば、動きも目立つ可能性があるので、「加害者」が不在になるのが事前にわかっている日などが最適だと思います。
また、ヒアリング対象が多く、何らかの形でヒアリング実施が漏れるおそれも一定程度出るため、ハラスメント行為を受けた、受けそうになった、見たなど可能性がある方のみを対象にして必要最小限にすることも1つです。
(女性社員A→男性社員B→男性社員C→加害者 のような漏れ方をしないか注意は必要です)
どうしても何日かに分ける場合や、加害者が社内にいる場合は、怪しまれないよう事前に人事主導で社員ヒアリング実施をしていることを逆に開示してしまうのも自然かと思います。
あくまでも例ですがコロナなどもありますので、今後の女性向けの社内福利厚生や制度、働き方、キャリア形成についてなど人事として検討をしているため会社への改善意見や課題をヒアリングし職場環境の改善につなげたい。
など誰が聞いても違和感のないような形であれば不審に思うこともないと思います。
女性だけ。ということがかえって怪しいという場合には、若手男性社員などもカモフラージュで混ぜ込んで当たり障りのない会話(コロナで日々の生活に不安はないか・・など)をして短時間で終わりにするなども1つかと思います。
さいごに・・・
ハラスメント行為や被害者ばかりに目を向けすぎて・・・・
法律と厚労省の通達ばっかり見ていると・・・
案外、その他の行動で足元を掬われるケースってありますからね。。。
人事の見るべきところは・・・
「事象」だけではなく「心理」
こんなことやってるようじゃ・・・
市民の心も離れていくんじゃないでしょうかね。。。
民度の低い役人ですこと・・・・笑
この人もハラスメント調査をしたら、色々出てくるかもしれませんね・・・
もちろん、公開プレイで処刑ですが。