世界レベルのクリエイティブ×広告業界新人の所感
昼下がりの14時30分。
SCOPEオフィスの集いの場「パレット」で
新入社員のムーチョとキャシーはある報告会に参加しました。
なんの報告会かというと・・・
「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」!
6月にフランスで開催された世界中から約1万人が参加する
とても大規模な広告贈賞式です。
そんな権威ある式にSCOPEの若き社員2人が(※私たちじゃないですよ)
日本からフランスのカンヌまで遠路はるばる視察へと向かいました!
「フランス」って聞くだけでわっくわくですね!
この報告会では、視察へ行った2人が特に印象に残った作品を紹介したり
SCOPEとしてどのように活かせるのかを発表したり…
遠路はるばる視察に行った先輩2人のお話を聞き、
私たちなりに学んだ事、感じた事をレポートしていきたいと思います!
カンヌライオンズについてちょこっと説明…
総エントリー数は2万5464作品、
その内日本からは540作品がエントリーされました!
何を隠そう今回視察は
これからのSCOPEがこのカンヌライオンズにエントリーし、
勝ち抜くための視察でもあるのです!!!!
つまりカンヌライオンズは
世界のトップレベルの広告に触れ刺激を吸収し、
自信の差を実感して高い目標を持つことができる重要な場であるわけです!
報告会に参加している私たちも
世界のトップレベルと見習い新入社員の大きな差を実感し
かなり気が引き締まりました………。
また今年からカンヌライオンズではBtoBだけの部門が生まれたりと、
より一層クリエイティブに対しての深い知見の得られる場となっているのが分かります。
特に印象に残った作品
受賞作品の紹介を聞く中で、
「いくつもの賞を受賞している作品は
アート性の高い、ある意味広告っぽくない作品が多い」
と感じました。
個人的な意見ではありますが、
これはカンヌライオンズという世界レベルの祭典で
受賞すること自体が大きな宣伝となるため、
会社全体で行っているCSR活動を周知させる会社そのもののブランディングになるからではないか、と思います。
現代社会の抱える問題に切り込むにあたり、
いかに風刺を効かせるかがポイントになっているように感じ、
私からしたらインパクトが強すぎたり、
大きな問題を解決しようとするがゆえの内容の暗さを感じたり…
日本のマスメディアでのポップな広告とはまた違った表現をしていると感じました。
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それに対して、受賞数は少ないですが、
ペプシやオレオといった嗜好品に当てはまるようなものの広告は
ユーモア溢れた作品が多くありました。
もしかしたら私でも出せたアイデアや提案なのでは、と思うくらい
実現性の高そうな内容でした。
このペプシを含めたユニークな作品たちは、
最終的にはパッケージはポップかつ先進的で大衆に受け入れられるようなデザインを用いていて、企画アイデアが全く埋もれていないように見えました。
またしても僕個人の感想になってしまうのですが、
アイデアとビジュアルデザインの方向性と意識が
うまく合致している作品が受賞しているのだと思います。
SCOPEは企画・デザインを自社で行っている広告代理店であるため、
こういったアイデアとデザインの合致は比較的しやすい環境にあると思いました。
私たちの感想
報告会で世界中の広告を知ることができ、
「このまま日本で使っても通用する広告」
「価値文化が違うため、日本でそのまま使っても訴求力の低い広告」
があると感じました。
世界中で評価されている作品を見て考えることは大切だと思うと同時に、
それらの作品のアイデアをそのまま使うのではなく
日本人の文化や考え、さらにはSCOPEのクライアント様の課題に合ったクリエイティブにしていくことが求められると思います。
もしも
来年自分たちが現地視察に行けたら、
「このアイデアをどのようにしたらクライアントの課題解決につながるのか」などを考えながら、
普段目にしないような作品に触れてみたい!
世界中のクリエイターと接してみたい!
と思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
以上、ムーチョとキャシーでした~~
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