ヨーロッパ文化教養講座(「ジョルジュ・ルオー」展 鑑賞記)
2023/06/24
パナソニック汐留美術館で鑑賞。
コロナ禍で長らく入場制限されていたので、なかなか足が向かなかったが、
平日は予約不要ということで、予定の合間にぶらっと立ち寄った。
ジョルジュ・ルオーは、上記のように対象物をディフォルメし、厚塗りで、境界線を強調し、カラフルながら重厚な色の宗教画家というイメージであった。
実際、本人も、「かたち、色、ハーモニー」が重要だと繰り返しのべているらしい。
ピカソが生まれた、10年前、1871年に生まれ、二度の世界大戦を経験し、1958年に亡くなった。 修業時代に、アンリ・マチスと共に、ギュスターヴ・モローに才能を見いだされ、モローは、遺言によって、自らのギュスターヴ・モロー美術館の館長をルオーに指名したとのことなので、師弟間の深い絆がわかる。
パナソニック汐留美術館は、新橋駅に近いこと、手頃な大きさで、1時間もあれば、じっくり鑑賞できることが便利だと思う。