基礎生命科学I(R7前期先取り履修用情報公開)②演習内容
当科目の履修を検討中の学生の皆様、まずはご興味を持っていただき、ありがとうございます。こちらの2つ目の記事では、演習内容(の見本)をご紹介します。先取り履修生制度の利用を検討中の高校生だけでなく、在学生の方も受講の際の参考にしてください。【随時更新予定(変更があった場合のみ)】
※正式な授業予定は大学ホームページ(UNIVERSAL PASSPORT: 以下、略してUNIPA)で3月下旬に公開予定
※以下の前記事「基礎生命科学I(R7前期 先取り履修用情報公開)①:概要&予定」を先にお読みください。
※聴講料について補足:基礎生命科学Iは2単位科目(全15回)ですので、7,400×2=14,800円となるはずです(授業1回あたりの聴講料は約1,000円)。
【演習内容のご紹介】
❶DUO 3.0語彙演習(前期は全45セクション中のS22まで実施)
テキスト:「DUO 3.0」鈴木陽一 著 [アイシーピー]
対面版:発音確認、単語解説、和訳&英訳ペアワークの3ステップ
① 発音確認:公式CDでネイティブの正しい発音を聞き、小声で発声練習
② 単語解説:語根・接頭辞・接尾辞・語源/由来を解説
(初見の単語でも意味を予想できる応用力を高める)
③ ペアワーク:2~3人で組になり交互に声を出して和訳&英訳、テキスト熟読
和訳:チェックする側Aが英文を読み上げ、チェックされる側Bが和訳
英訳:Aが和文を読み上げ(任意)、Bが英訳
Aはヒントを出し、無理なら最後は正解を提供(教えることも学び)
例文に出る単語だけでなく、同義語・類義語・対義語をテキストで確認
(遠隔版:各自で発音確認、テキスト熟読(単語解説)、和訳&英訳)
※遠隔版の演習内容は変更の可能性があり、今後さらに検討します。
以下に、出版社の公式ホームページURLをご紹介しておきます。
❷VOA和訳&英訳演習
対面版演習:遠隔回に各自で和訳を実施し、対面解説(正確な構文解析に基づく厳密な和訳と文法解説)を聞いた上で自己添削して課題として提出、内容を正確に理解した上で遠隔回に英訳(アドリブ英訳ではなく忠実に原文復元)し自己添削したものを課題として提出。
以下に、VOA演習で使用する教材の第1話(全部で4話を演習予定、主に生命科学・医学・食品栄養科学関連)をご紹介しておきます。実際の英文を見て、内容とレベルをご確認ください。
❸文法解説
共通テストで英文法問題がなくなってから既に4年が経過し、以前は当たり前に習っていて多くの学生が知っていた文法項目を知らない学生が年々増えている印象です。もちろん学生の皆さんに責任はありませんが、大学で英語を長年教えてきた教員の1人として、新入生の英文法力低下はやはり心配です。アンケートでの演習を通して、少しでも英文法力を磨いてもらいたいと思っています。以下、課題アンケートの内容を一部ご紹介しておきます(学校英語の復習から徐々にレベルアップ)。受講の際の参考にしていただければ幸いです。
準備問題:『「可算・不可算」の違いは「数えられるか・数えられないか」の違い』
①実際にこう習った?例外なし・例外あり、どっち?
②経験上、この説明に納得?どれだけ当てはまる?
準備問題:「同じ名詞でも可算・不可算で意味が変わる / 意味によって可算にも不可算にもなる名詞がある」
①実際にこう習った?例外なし・例外あり、どっち?
②経験上、この説明に納得?どれだけ当てはまる?
問題:roomの代表的な和訳を2つ列挙
ironの代表的な和訳を3つ列挙(家庭用品とスポーツ用品で2つ)
問題:paperという単語を、単数・複数と不定冠詞・無冠詞に注意して和訳
paper a paper papers a sheet/piece of paper
ポイントは「なぜ英語では可算名詞・不可算名詞の区別が発展したのか?」。さらには「英語の名詞から可算・不可算の区別をなくしたらどうなる?数えられなくなるか、ならないか?他に何か困ることはあるか、それとも困らないか?」について考察(実は英語名詞の本質に関わる思考実験)
❹TOEIC演習(任意受講とする予定)
テキスト:「TOEIC L&R TEST 初心者特急パート1・2」
神崎 正哉 / Daniel Warriner 著 [朝日新聞出版]
以下に、出版社の公式ホームページURLをご紹介しておきます(音声ファイルが無料で簡単にダウンロード可能)。
ご質問等がある場合、事前に大学の担当者にお問合せください。あるいは、履修登録後にUNIPAのQ&A機能を使ってもらえば個別に対応できます。個人情報の問題があるので、noteでコメントすることは避けてください。
関連記事①③④⑤は以下をクリックしてご覧ください。