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【バレーボール日本代表 石川祐希選手のようなトリッキーに見えるプレーも習慣化の研究に当てはまる:ベテラン消防士の研究】
ベテラン消防隊長(平均23年勤務)26名への調査で明らかになった
※参考文献
researchgate.net/publication/25…
彼らは住宅、ホテル、企業、採油施設などありとあらゆる厄介な火災を経験してきた
そんな経験の中で、消防士がどのように選択肢を天秤にかけて最善策を選択肢ているのかを調べていた
すると驚くべき事実がわかってきた
“彼らは判断に対して、ほぼ思考をしていなかった”
「おいおい!しっかり考えろよ!!」
と言いたい所だか
どれだけ調査をしても、決断ポイントと呼べるタイミングがほとんど見つからず
どのケースの火災でも、2つ以上の選択肢を比較したうえで決断したとの報告すらなかった
そもそも消火というのは
“燃えている建物の正面から突入する前に、より安全に入れる他の入口を検討したり”
“所定の消火対象にホースで狙いを定める前に、向けるべき対象が他に無いか”
などの色々な選択が重なり行動に移す
しかし、実際の消防士たちの判断は…
“過去の繰り返し行われた消火による、《合図》や《特徴》を、置かれている《状況》の中から見出していた”
この消防士の判断基準となる合図は、
[建物の設計][煙の色や量や毒性][変化の度合い][風速と風向き]などだ
それらをキッカケに、過去の経験と照らし合わせ、行動を瞬時に頭に思い浮かべて実行する
…
タイトルに書いたように、スポーツのトリックプレーのようなものに当てはまる
特にバレーボールのようなチームワークが必要なスポーツは、より何度も繰り返し繰り返し同じプレーを行い、《パターン》を作り、他のメンバーもそれに合わせて攻撃を組み立てる
これはバレーボールのフェイクセットに限らず、他のスポーツやジャズセッションでも同じこと
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