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子どもたちが楽しく“自分”を表現できる世界を目指して

今回は、スクーミー代表取締役CEO塩島諒輔さんインタビュー第2弾です!
月刊スクーミーvol.2は記事最後のリンクからご覧いただけます。

月刊スクーミーvol.2


スクーミーフェスタが生まれたとき

 以前スクーミーが手掛けたイベントの中で、スクーミーボードを自由に使ってプログラミング体験をするという場がありました。そこで見た子どもたちの表情を、今でも鮮明に覚えています。人の話を受動的に聞く時には見せなかった生き生きとした子どもの姿を目の当たりにした時、「その顔をもっと見たい!」「何が彼/彼女らをそうさせているのだろう?」と思いました。このような純粋な私たちの思いから、スクーミーフェスタは生まれたのです。
 子どもが主体的に興味を持てるような声かけをすること、まずは話している大人側が楽しい表情で子どもたちと向き合うこと、時には誰かと一緒に何かに向かって真剣に考えてみること......。例えばこのような「楽しさ」の演出や、場をつくる側の大人も一緒に飛び込める世界観を意識することが大切だと思い、入り口のゲートをくぐった瞬間からワクワクが止まらない空間を全力でつくり上げました。

ワクワクを詰め込んだ、そんな世界

 そもそも子どもたちがワクワクするようなイベントを提供したいのに、話し手がワクワクしていなかったらもちろん盛り上がるわけがないんです。逆に、つくり手も参加者もお互いに心から楽しみながら同じ空間を共にすることができると、新しいアイディアが生まれ、ひとりではできなかったことにも挑戦する勇気が湧きます。ここを突き詰めていったら、こちらが一方的にクラスをするのではなく、参加者の子どもたちと”一緒に”ブースをつくるという今のスタイルにたどり着きました。
 新しい一歩を踏み出す時、「隣には(スクーミーの仲間の)誰かがいる」という不思議な安心感が、心の支えになる場面って結構あるんですよね。もちろんスクーミーワールドなどのオンラインの世界でも最大限ここは意識してつくっているのですが、フェスタのようなリアルの場では、誰かの存在や熱量が温度としてより感じやすいと思います。
 常に「ワクワク」を第一線に置いて、最初から最後まで楽しい気持ちが途切れないリアルな場を、スクーミーフェスタとしてこれからも提供し続けます。将来的には、全国各地で毎日のようにフェスタを開催していきたいです。だって「今日はどこのフェスタに参加する?」などと子ども同士が笑顔で話している姿を想像したら、今からワクワクが止まらないじゃないですか。

読者へのメッセージ

 最近の世の中って、実は子どもたちが発表する場所はほとんど存在しないように感じます。あるとしても、学校や習い事の発表会くらい。でも本当は、自分の頑張ったことを発表したい思いが心の中にはあって、それらを見てもらえる機会を子どもは求めていたりするのではないでしょうか。
 スクーミーの手掛ける「フェスタ」は、いわゆる課題曲のような制約はないので、1から子供が考えたものを発表します。それが難しさでもあり、子どもにとってのワクワクでもあるんです。子どもたちの最初の発想からアイディアを形作っていく過程までの丸ごとを、大人が見れる貴重な場がスクーミーフェスタなので、是非一度お子さんと参加してみてくださいね!

プロフィール
塩島 諒輔

株式会社スクーミー代表取締役CEO


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