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将来の道、次の挑戦に向かう

今回は、第1回ダイフェスタにて、ダイフェスタMVPを受賞された小笠原朋華さんにインタビューしました!


ダイフェスタで、どのようなものを作成・発表したか教えてください

 家のドアの開閉状態を確認できるセンサーとアプリを作成しました。鍵に磁石をつけ、センサーと磁石との距離で開閉状況を判断するという仕組みです。1分ごとリアルタイムで開閉状態をスマホに送信し、アプリで確認できるようにしました。

最優秀賞を受賞された率直な気持ちを教えてください

 まずは、素直にすごくうれしいです。自分がつくったものを誰かに評価してもらうという経験は今までありませんでしたが、初めての挑戦で良い結果をいただき、次に生かすことができる貴重な経験になりました。

ファーストラウンドに望む気持ちはどうでしたか?

 自分の順番が遅かったため、前のグループの発表を聞いていてレベルが高いなと感じました。本選に進むことができる8グループに残るために頑張らなきゃと、とても緊張していました。

他のチームの発表を聞いてみてどうでしたか?

 他のチームの発表から良い部分をたくさん吸収できたので、今後の参考となる貴重な経験でした。特に印象に残っているのは、イベントの開催実績や実際につくったもの、将来のビジョンなどをプレゼンに加えていたチームで、とてもわかりやすくて良い発表でした。

ファーストラウンドから本選に向けて変えたことはありますか?

 ファーストラウンドで仲良くなった先輩方からプレゼンに関するアドバイスをいただき、本選で実践することができました。また、休憩時間には他のチームと一緒にプレゼン練習をしてアドバイス交換をしていました。同じステージで競うチーム同士ですが、高め合う関係性がありました。

開発する中で苦労したことはありますか?

 何をつくるかを考えることに一番苦労しました。学校の授業で作成した窓の締め忘れ防止センサーからどのように発展させるかを考えました。開発過程では、すべての家のドアの形状に適応できるシステムを開発することが難しかったです。しかしながら、プログラミング初心者の私でもブロックを組み合わせることによってなんとなくのイメージからでも作成でき、とても扱いやすかったです。

同時にMVPを受賞していますが、率直なお気持ちを教えてください

 本来の私は、頑固で自分なりの方法で突き進んでしまうことが多いですが、今回は初めての挑戦だからこそアドバイスを素直に聞き反映させることができ、完成につながったと思います。自分の考えをしっかり持つことも大切ですが、時には人の意見やアドバイスを素直に受け入れることも大切であると実感しました。

将来、チャレンジしたいことはありますか?

 スマート農業に関心があります。祖母が1人でぶどう農園を営んでおり、水やりが大変という課題があったり、他の農家さん達からも高齢化や後継者がいない課題を聞いています。工学部に進学し、エンジニアになってこのような農業に関する問題を手助けをしてくれるようなシステムをつくれるようになりたいです。

プロフィール
ちーむ「おがりこ」

最優秀eDIY賞 
出かけた際に、家の鍵を閉めたかどうか心配なって、帰って確認するという経験はよくあると思います。そこで、どこにいても鍵の開閉状況をスマホで確認できるアプリを作りました。鍵が開いているかどうかを磁気センサーで判断し、そのデータをスマホに送ることでアプリで開閉状況を見ることができます。これにより、出かけた先でもわざわざ家に帰らないで鍵が閉まっているかどうかが確認できます。


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