【tallyの使い方】はじめに読んで欲しいもの
tallyの機能の説明はこちらから確認してください。ここでは、tallyの元になったコンセプトを説明しております。機能紹介はこちらからです。
また私たちは、この行動から新しい学びの文化を作り出そうとしています。それは、
他人の学びにふれ、いいなと思ったとき、すぐ一緒に学ぶことができる文化。つまり、学ぶことがはじめやすくなり、学ぶことがもっと緩いことになる文化です。
意外にも、他人の学びにふれる機会ってありません。学生の時は、同じ教室で学んでいれば、今自分が受けている授業を、ここにいる全員が聞いていることは明確ですが、それをどう感じているのかということはわかりません。
まだこの世に存在していないであろう切り口から、新しい学び方、「そんな事が??」のような疑いの部分があるかもしれませんが、新しい学びの文化として、こんなのものいいのではないかと思っていることを紹介していきます。
ここまでが、tallyを使ってもらう前に読んでもらいたいことでした。これより先は少し長くなるので、興味があれば読んでください。
知識を得ること
1つの動画・教材・文章にしても、そこから得られる気付きは、みんな違い、そこから学びになっていきます。
勉強してから、そのことを生かすことができる世の中にひとまずなっています。
そこに、目的が発生している時と、発生していない時、つまりやらされている時があります。
最近だと、それが逆転し、まず体験してみてその後興味の持ったことに対して調べたり、聞いたりすることでそのことに関した知識を得ることがあります。
これは、やってみた結果、何に自分が興味を持ったのかが分かったりするときに本領を発揮する方法かと思います。スクーミーボードを使って、ものが取られたときに音がなるし仕組みをまず作ってみたとき、その中での興味は人によって様々です。今までだとこんな感じに興味が分岐します。
「どうすれば、もっと相手がびっくりするか」
「どうやったらもっと精度をあげることができるのか」
「アラートをもっと工夫したい」
「この仕組みをもっと見栄えをよくしたい」
「これどうやったら売る事ができるのかな」
「そもそもなんでスクーミーボードはセンサーを刺すだけで動くのか」
「他にもこのセンサーで何か作ってみたい」
とか様々です。
そしてこのとき大切になってくるのが、「まずやってみる」というところのモチベーションをどうつくるかです。このとき様々な方法はあると思いますが、他人がやっていることをみて、そもそもそんな事があるんだということを知る事ができないと興味も何も生まれてこないです。
モチベーションをつくる前に、「こんな事があるんだ」と知り、ちょっとやってみたいかも?と感じて、やってみるという流れがいいのではないかと思います。
他人の学びにふれる
つまり、より多くの学びにふれることができれば、まずは、「こんな事があるんだと知る」ということはクリアできると思っています。しかし問題はまだあります。その知る事ができる環境が構築されたとしても、常にその環境にいるわけではありません。何が言いたいかというと、何か知りたいなとなったとき、それが従来の机に座って紙とペンがあるという事が学びとなっている世の中の雰囲気では、その環境を用意する事に面倒臭さや手間を感じてやめてしまう場合があります。つまり、
例えトイレにいようが、ご飯を食べていようが、布団だろうが、何か知りたいなとなったときに、速攻でどんな事があるのかを知れて、もし興味のあるものがあれば、トイレにいようが、ご飯を食べていようが、布団だろうが、即で体験でき、自分の知識にすることができる
という環境を作り出す事ができれば、誰もがその知識を生かし、学ぼうとする事ができ、人類のリテラシーがぐんと上がるのではないでしょうか?
これをサイクルにして、知る事ができる環境は、他人の学びにふれる事で達成します。自分が学んだことが公開され、データベース化され、そこに誰でもアクセスする事ができ、これいいなと思ったことは自分もやってみて、またその思いが公開されデータベース化される。そこから派生して自分の興味のあることが見つかり、また知識を得ることでそれがデータベース化され、またそこに誰かがアクセス・・・・・・という循環です。
この循環を高速で回し、誰もがすぐできるという状況を作り出すためにはICTの存在は必要不可欠です。現代では、スマホを活用する事が、今のところ一番うまくいきます。そして、トイレにいようが、ご飯を食べていようが、布団だろうが、何か知りたいなとなったときにいつでもできるということが大切で、この他人の学びにふれるという一見たいそうなことがながら作業でできるくらい簡単にできるべきだと考えています。
スマホを見ているということが悪だと先に進まない
まさにイラストの通りですが、スマホをさわる=悪というのは、スマホをさわる=ゲームをする、スマホをさわる=ネットで遊ぶ、スマホをさわる=顔が見えない状態で他人とコミュニケーションをとるということになりつうあります。
スマホをさわる=学んでいる、考えている
という状態を作り出す必要があります。最近では学校での持ち込み禁止などが話題にもなっていました。こうした状況も、スマホ=悪ということになっているから起こってしまいます。人類の超身近にあるハイテク装置なのにもかかわらずです。
しかし、少なからず、先ほどまでの「新しい学び方」ということを文化として定着させていくなら、まずこのスマホ=悪という概念を変えていかないといけないです。これは子どもたちだけに限ったことではなく、会議中にスマホをいじっていたらサボっているように見られるというものあるのではないでしょうか。パソコンはそうはならないです。スマホを見ているとサボっているというイメージを払拭していかないと、新しい学びのステージにいくことができないです。なぜなら、どこでも学べる、何をしてても学べる、早く学べるということを実現させるためには、スマホは必須で、これはながら作業に適しているからです。そして最近は、動画を見て学ぶことが多くなってきており、こういったnoteも以前残しております。
誰かと学びを始めることができる
より早く他人の学びにふれ、その学びがを少しでもいいと思ったら、より早く体験できる。その体験から得たことが、また新しい知識に生み出していく。という循環が、これからの学びの文化になっていくと思います。そうなったときに、動画というコンテンツは最適でした。最近ではYoutubeを見ながら学ぶということが増えていきています。
つまり、他人が見て知識を得たYoutubeが、メモ付きで公開され、それにふれることができたら、先ほどまで話していた、より早く他人の学びにふれ、その学びが少しでもいいと思ったら、より早く体験できる。その体験から得たことが、また新しい知識に生み出していく。ということができます。
〜トイレにて〜
Bさん『Aさんは、この動画を見てこう感じたんだ。見てみよ。』
↓
Bさん(動画を見ながら、メモ)
↓
Bさん『Aさんにも、私が学んだことを共有しよ』
Aさん『Bさん、この動画を見てこういうこと学んだ。そうかそういう見方もあるんだ。その観点で見てみよ』
そして、学びの共有ができることで、そこから派生した新しい気づきが、自分の中で知識になり、学びに変わっていきます。
つまり共有することができることで、誰かと学びをすぐ始めることができるということが可能になります。これは今までなかったのではないでしょうか。今までは、誰かと学ぶとき、時間を決めて同じ場所に集まって初めていました。最近だとリモートで行うことが増えたので、同じ場所に集まらなくてもすみます。しかし、突然、誰かと学びが始まることはありませんでした。この、誰かと学びをすぐ始めることができることが、他人の学びにふれるというところと関連され、新しい学びの文化になると考えています。
関連noteはこちらからで紹介しています。こちらでは、誰かと学ぶことを気軽に行うという切り口で、どんな仕組みがあったら便利かを紹介しています。
他人の学びに、いつでもどこでも何をしてても触れる事ができ、その学びがいいなと思った瞬間、学び始めることができると同時に、それを学んでた誰かとすぐ学びを始めることもできる環境
を新しい学びの形としたとき、それこそICTは必要不可欠なものになります。そのデザインを、だれにでもやさしいICTにしていくことこそ今進めていかないといけないことだと考えています。
そんな新しい学びの文化を牽引するサービスにしていきます。
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