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【関西大学北陽高等学校】コンピューター研究部で学校生活の課題をセンサーで解決する!

今回は、関西大学北陽高等学校で行われた活動を取り上げました!
月刊スクーミーvol.7特別号は記事最後のリンクからご覧いただけます。

月刊スクーミーvol.7特別号

学校の課題をテクノロジーで解決

 大阪府にある関西大学北陽高等学校のコンピュータ研究部の生徒らが、部活動の活動として、学校生活で起こる課題を解決するためのセンサーをスクーミーでつくりました。放課後の部活動の時間帯にスクーミーワールドにダイブし、クルーとディスカッションを行いながら課題を見つけ、解決するセンサーを開発しました。スクーミーの使い方のレクチャーから、課題解決のためのセンサーの発表までを約3週間の部活動の時間内で行うことができました。

コンテストを目標に開発をしました

 今回は3~4人グループで、1つの課題に挑戦しました。また今回は、スクーミーの使い方のレクチャーから課題解決までの全ての過程をオンラインで行いました。しかし、スクーミーワールドにてクルーがサポートを行うだけでなく、部員同士での助け合いやチームを超えたディスカッションもあり、全員で課題を解決するというゴールに向かって協力して取り組むことができました。今回のセンサー開発のプレゼンテーションは、部活動内だけで行われるものではなく、スクーミーの「課題解決チャレンジカップ」内で行われました。生徒らにとっては、今まで自分たちの開発した成果物を多くの人に見てもらう機会は無かったため、自分たちの開発したセンサーについてプレゼンテーションができたこと、評価をもらったことは大きな経験になったと思います。高校生のプレゼンテーションの上手さや、センサーの開発力、課題発見力を見ることができ、スクーマーズにとってはまだまだ成長していかなければならないのだと思うきっかけにもなりました。このように年齢問わず多くの人が開発したものをシェアでき、それに刺激をもらい双方が次のステップへと進んでいく機会を創出していきたいと思いました。

様々な課題を解決しました

 今回の活動の中で、さまざまな課題が見つかり4つのセンサーが生まれました。階段の死角で人がぶつかって怪我をすることを防止するセンサーや図書室の混雑具合をアプリで見ることができるようにするセンサー、トイレに行った後に手を洗っていない場合警告をしてくれるセンサーなどが開発されました。それぞれのグループが個別の課題を見つけ、それを最後にプレゼンテーションという形で全員に共有できたことで、センサーを使った課題解決の選択肢の多さに気がつくことができたとともに、自信をつけることができたのではないかと思います。


担当の先生に聞いてみました!生徒の授業に取り組む姿勢について感想を聞かせてください

今回の取り組みで部員たちはどのように成長しましたか?

 1年生は探求の授業もあり、「課題を発見し、解決法を考える」ということにある程度慣れていたと思うのですが、2年生はこういった経験が今までになかったため、手探りで進めていたようです。ですが、不慣れながらも部長が各班の進捗を管理し上手く取りまとめながら、部員同士で協力して取り組んでくれていたと思います。コンテストで発表をするという一つのゴールを部全体で共有できたので、部の一体感が生まれました。また、コンテストが終わった後には達成感を得て、部員たちのモチベーションも上がったようです。

今回の取り組みは普段の部活動とはどう異なっていましたか?

 今まではプログラミングや電子工作に詳しい部員とそうでない部員の差があり、全員で何か一つのことに取り組むという機会はなかなかありませんでした。しかし今回はブロックエディターで初心者の部員でも簡単にプログラミングをすることができたので、今までのような差がなくなり、その分「学校の課題を解決する」という一つのことにみんなで向き合うことができたと思います。昨年の経験を生かして、今年は学校の中だけではなく地域の課題を見つけて解決できるようなものをつくりたいです。そして、プログラミング未経験の新入生にはブロックエディターを使って、プログラミング思考や基礎を教えてあげたいと思っています。



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