記録65-1 休職満了まであと2日

日付変わったから昨日ではなく一昨日だけれど
昼過ぎに職場から電話がかかってきた
だいぶ前に買った900gのピスタチオをぼんやり消費していた時に
慌てて飲み込み電話に出る　いろんな意味でドキドキした

正直今の自分の状態はそこまで悪くはないと思っていたけれど
電話に出た瞬間出た声はかすれていてかすかに震えていた
以前のように元気な面が出るのかと思っていたから自分でも驚いた

相手は店長だった
開口一番「元気か？」と次いで「気づいてやれなくてごめん」と
気付かないのも無理はないと思う　誰よりもまず
自分ですらあの日診察室に入るまで大したことないと思っていたから
これも本心であるが　決して特定の誰かが悪いとかストレス源だとか
そういうつもりは一切ないから戸惑った
かすれ声をさらにかすれさせながら「誰のせいでもないです」と返した

要件としては診断書に書かれた休職期間がもうすぐ終わるから
スケジュール調整どうするかということ
これまで通りフルで働くのが難しいのであればバイトって選択肢もある
とはいえ「ここ」にくるのがつらいならそれはそれで
自分の人生があるのだからどれを選んでも構わないと

ひとしきり話を聞いたけれど罪悪感がすごい
そこまで言ってもらえるとは思っていなかったから
むしろ謝りたいのはこちらのほうで　めいっぱい迷惑かけてしまったのに

引き留めていたい気持ちはひしひしと感じる
店長個人の意思として仕事の面でも　もしかしたら同じ職場で働く仲間としても　いてほしいと
もちろんこれは希望とか憶測でしかないけれど
良く捉えれば自分はそういうポジションにいる存在だといえるのかもしれない

だからこそ罪悪感というかそういうモヤモヤがある
自分は仕事がデキる人間ではない
雑だとか中途半端だと何度も注意されてきたようなやつが
ただ他の人より出来る仕事の量が多いってだけ　それだけの存在
要は出来損ないだけどいないよりマシな人材

そして勝手にぶっ壊れた

そんなやつをまだ雇い続けていきたいとそう言ってくれる人がいることに
本当にありがたい　けれどその思いが重く苦しい

どうしたらいいのだろうか　迷っている
家にいると不思議と落ち着いているけれど未だに
なぜかあれだけ見ていたTwitterが一切見れなくなった
なぜか気分が悪くなる　世界情勢を考えると仕方がないけど
そういうあかるいニュースより暗いニュースばかり流れる
テレビのニュースも同じ　精神科とは違う病院の待合室でついている
ニュース番組は正直苦痛だった　いやでも耳に入るからひたすら耐えるしかない

こんな状態で何をどう判断したらいいのだろうか

ひとまず電話口では明日病院へ行って医師と相談してから
その結果次第だと　診察終わり次第また連絡するといって電話を切った

明日また病院へいかねばならない
今後を決めねば