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「幼少期(3~5歳)」②
みなさま、こんにちは。
尼崎で個別指導塾「スクールKG」の塾長をしている駒田です。
”勉強にフォーカスした”子育ての考え方の第二弾です。
今回は前回の記事に引き続き、「幼少期(3~5歳)」編です!
隙間時間の過ごし方
日々生活をする中で「隙間時間」は様々なタイミングで発生します。
「隙間時間」とは、電車で移動している時間、マクドナルドを購入するために列に並んでいる時間、煮込み料理を煮込んでいる時間、晩ご飯を食べ終わってから寝るまでの時間などです。
スマホに依存させないために
特に目的もなく、ただ時間が過ぎるのを待つしかないこの「隙間時間」にみなさまは何をして過ごしているでしょうか?
多くの方がスマホを触っているのではないかと思います。
その姿を子どもたちは見ています。そして親の真似をします。
「読解力を付けるために子どもに本を読ませたいのですが、本を読もうとしません。どうすれば子どもが本を読んでくれるようになりますか?」
これも保護者の方からよく聞かれる質問ですが、答えは簡単です。
幼少期に”隙間時間には本を読む”という姿を子どもに見せてあげればいいのです。
逆に言うと、幼少期にその様な姿を見せなければ、その後に子どもが本を読むようになるのはかなりレアなケースとなります。
SNS全盛期のこの時代に少し大変かもしれませんが、できるだけ幼少期の子どもの前では自分の趣味でスマホを触らないようにして下さい。
”自分の趣味でスマホを触るのは子どもが寝てから”ぐらいの意識でちょうどいいかもしれません。
YouTubeの見せ方
「とりあえずYouTubeを流しておけば、子どもは静かにしている。」
「車の運転中はYouTubeを見せていたら、大人しく席に座ってくれる。」
忙しい子育ての合間を見つけながら家事や他のこともこなさないといけない。
そんな多忙なみなさまの強い味方であり、子どもにも大人気な「YouTube」ですが、これも安易に頼ってしまうと後々大変なことになっていきます。
しかし、この世の中でYouTubeを全く見せずに子どもを育てるというのも現実的ではありません。
テーマは「自律性」
そこでYouTubeを視聴する際には必ず「ルール」をつくるようにして下さい。
例えば、1日に合計で○○分まで、アニメは1回に〇話だけなどです。
そしてこのルールをしっかり子どもが守れた時は毎日でも褒めてあげて、逆に守れなかった場合はペナルティを与えて下さい。
そうすることで、自分のことを自分で管理できる”自律性”が養われるようになります。
この”自律性”が身に着いてしまえば、後は環境だけを用意してあげれば子どもは自ら進んで色々なことを経験しようとします。
勉強以外の面でも役に立つので、この時期に必ず身に着けておきたい能力です。
子どもの感性をコントロールする
言葉を話すようになり、動き回るようになり、暴れまわるようになる。
子育ての中でも一番といっていいほど大変な時期かとは思いますが、その大変さの流れに身を任せてしまうのではなく、日常をしっかりとした意識を持って過ごすことで子どもの感性はある程度コントロールできます。
幼少期に身に着けた感性や能力は、その後の子どもの成長に大きな影響を与えることとなります。
この踏ん張り時を過ごしているみなさまの力に少しでもなれれば幸いです!
予告
次回は「小学校低学年(1~3年生)」編をお送りします!
ではまた次回!