【読書感想文】シャーロック・ホームズの凱旋
'25.1.30読了
著 者:森見登美彦
出版社:中央公論新社
紹介ページ(中央公論新社):
主催している読書会に持って行った本です。読みかけを読み終わり、それから手を付けたのですが面白くて手が止まりませんでした。
シャーロック・ホームズは小学校の時に2冊しか読んでいません。小学生の私には少し難しかったのかもしれないです。
シャーロック・ホームズをもっとしっかり読んでおけばもっと楽しめたのだろうなと思うと悔しいです。
舞台がヴィクトリア朝京都です。こんな発想私は出てきません。
その上でホームズもモリアーティー教授もスランプです。出てくる人全員スランプなのかなと疑うレベルでした。
この言葉でまとめて良いのかわからないのですが、アンチミステリです。ホームズがいるのにアンチミステリ。最高に楽しかったです。
京都はお墓の関係で年一行くので、寺町通221Bを探したいと思います。
ベーカーストリートではなく寺町通です。設定からして楽しい。
型破りな設定ですが、しっかりホームズとワトソンが活躍します。
5章だてなのですが、最後の5章の内容が濃いです。
仕事中に早く帰って続き読みたいなぁなんて思ってしまいました。
とても良い時間を過ごしました。