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世間の評価は関係ねぇ!?カルトSF映画『イグジステンズ』の「夢と現実ぐちゃぐちゃ」感覚を私はイチオシします!

皆さん、こんにちは。夢日記をメインにnoteをやっています、ヤシロです。

皆さんには、「自分は大好きなのに、あるとき、世間での知名度や評価がイマイチだと知ってビックリした映画」など、ありますでしょうか?

そういうとき、こういう気持ちになりませんか?↓

「え?なんで?私はあの映画大好きなのに?もしかして私の感覚が世間と比較しておかしいのか?、、、だが、それでも、好きなものは好きだ!オススメ記事を書いちゃる!」

と。

というわけで、、、

『イグジステンズ』のオススメ記事を書いちゃる!

夢日記うんぬんを言う私は、映画についても「夢と現実の混交」とか「虚構世界の侵食」とかいったテーマのSFが大好きですが、

『イグジステンズ』もそうしたテーマの映画。

仮想現実の中でエログロ暴力にまみれることが当たり前になっている近未来、ある天才ゲームデザイナーが、まったく新しいバーチャルリアリティゲーム機『イグジステンズ』を開発し、12人のテストプレイヤーを選んでテストプレイを開始する、、、するとそのゲームを狙ったライバル社のスパイや、テロリストが入り乱れ、新ゲームテストプレイの夜はまさにゲームそのままの、エログロ暴力の地獄に、、、

、、、と、ここまでを読んで「なあんだ、攻殻機動隊とか、マトリックスとか、よく似たSFはいくらでもあるじゃん?つまんねーの」と退出しようとした方、ちょっと待って!!!

この『イグジステンズ』を監督したのは、私との相性バツグンなマッド系カルト監督デヴィッド・クローネンバーグ!

代表作は、、、まあ、以下のような感じ↓

彼がメガフォンを取ったのが『イグジステンズ』であり、世界設定やら、クリーチャーデザインやらの独創性はハンパない!そしてもちろんエログロ暴力描写もハンパない!

そもそもこの世界のゲーム機自体がなんだかカエルみたいなブヨブヨしたバイオテクノロジーの産物っぽいデバイスだし(もしかするとこのゲーム機自体が生きてる?)、

どうやってゲームをプレイするかと言うと、このカエル型マシーンから出ている触手みたいなものを、自分の体に穴を開けて(おえっ)挿し込むことだし

後半、「どこまでが現実でどこからが仮想現実か」が混乱した後は、両生類🐸をモチーフにしたグロテスクなクリーチャーの姿もチラチラし始める。

「両生類が生理的にイヤ」という人や、
「夢と現実がぐちゃぐちゃになるだけでなく、モブの一般市民もぐちぐちゃになって死ぬ描写はエグくてイヤ」という人、
「個性派俳優ウィレム・デフォーの顔がいつも通り怖いからイヤ」という人には向かないかもしれないね。

しかし、、、

「並のSFにはもう飽きた、ホラーと見紛うような悪魔のようなビジョンのSFを見せてみろや!」という方には、デヴィッド・クローネンバーグ先生の異様なるデザインワークがブラックホールの如く口を開けてこちら『イグジステンズ』で待っていますよ!

多少なりとも、こう聞いて興味を持った方はぜひ、『イグジステンズ』にチャレンジしてください!そして「意外に面白い」と思ったら、ぜひともこの映画の知名度アップのために拡散をお願いしたいです!


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