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【人類と夢の歴史メモ】平安貴族が「夢を見るため」に訪れたスポット五選
これまでも記事にしてきた通り、西郷信綱先生や河東仁先生といった日本精神史学者諸賢の努力によって、
古代〜中世の日本人は「夢」というものをとても重視していたことがわかってきた。
彼らは夢のメッセージを読み解こうと努力したのみならず、
「霊夢」を見るためにパワースポットに泊まりに行く、という行動もあったとか。
それが、参籠(さんろう)と呼ばれるもの。
普通、参籠というのは「寺社に数日間籠り、祈願をする」ことですが、特に、以下に挙げる五つのお寺は、「参籠すると夜に夢のお告げが得られる」と認識されていた、まさに「夢見の霊場」であったとか。
そしてその五箇所、私なりに並べてみたら、現代でも訪問できる名寺ばかりだった。つまり、現代日本人の私たちが普通に観光できるパワースポットである。
あまりにも普通に観光地としてアクセスできる有名スポットばかりですし、付け足しておけば、真偽はともかく「霊感の強い人は何かを感じちゃう場所」とオカルト好きに噂からがちな鞍馬寺がちゃんと入っている点も、いろいろ思うところ、私にもあり。
もちろん、こういうお寺を訪問したり近隣の宿に泊まってみたりしたところで、スピリチュアルな夢がみられる、、、という保証は誰にもできませんがw、「夢」と人類の不思議な関わりの歴史に興味のある方は、ぜひ、一度は訪れてみたいパワースポットと言えるのではないでしょうか?
正直、こういうテーマが好きな私も、がぜん、この五箇所に興味が湧く(清水寺は修学旅行で行ったことはある筈ですが見事に覚えてない、、、)。五つのスポットは近畿地方に集まっているので、数日かかるが、周遊もやろうとすれば可能である。夢と人間の歴史に思いを馳せる、そんな旅も、いいなとは思うが。。。現代人、時間がなかなかないせいで、行きたい土地ってもんはどんどん、溜まっていくものなのですね。
※今回の参考文献はコチラ↓