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【世界文学の自作マンガ化計画】ゴーゴリの『鼻』を小学生の娘向きにマンガ化することにした!#05
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皆さん、こんにちは!SF好きなヤシロです!今回もよろしくお願いします!
本記事は、こちらの記事の続きとなります↓
世界の古典文学を自作マンガにして子供達に読み聞かせる、という我が家の伝統について、
現在、ゴーゴリの『鼻』が順調に制作進行中!
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ところで、、、
『鼻』の作者ゴーゴリがウクライナ出身者であることは、もちろん、ある程度、私自身は意識しておりますが、特にこの作品の中でウクライナ問題には言及しないつもりです。子供向けのマンガにそういう話題を盛り込みたくない気分があるので。
※それにそもそも、ゴーゴリ自身は熱心なロシア帝政の支持者だったわけだし。あんなに奔放な風刺文学を書いていた人でありつつ、ゴーゴリの政治思想はかなり「19世紀の常識的なロシア帝国市民」なので、政治的なところを掘ってもあまり現代の知見になるようなことは出てこない。そこは注意が必要なところ。
ただし、
『ディカーニカ近郷夜話』や『ヴィイイ』など、ウクライナの民話や怪談を題材にしたファンタジーを描いた時、ゴーゴリの筆はノリにノる、ということも確かだ。
そういうわけで、やはり、ウクライナの風土や民話世界やフォークロアの雰囲気を知りたい時に、ゴーゴリが入門者として立ってくれていることは確か。
さて、かように、
「世界の文学をマンガに描いてあげて読み聞かせていく」という、文学好きな父親とイラスト好きな我が娘たちとの試み、これからも、続きます!
▼前回記事▼
※ただし、最後にボソッとだけ呟いておくと、今の国際情勢のニュースを見ながら、ゴーゴリの作品に向き合うというのは、実はかなり魂をやられている営為である点は申し添え。かつて鬱病をやらかしたこともある、精神的に爆弾を抱えてる私には、こんな程度の向き合いでもかなり重い、、、けど、どーしても、ゴーゴリと向き合っていたいのだ。自分でもこの気持ちがなんなのかはようわからんのですが、、、。まあ、ゴーゴリがどうやら私をどこかに連れて行ってくれるつもりなのだろうと信じて、いまはこのまま『鼻』というユーモア小説への向き合いを続けることとします。
▼後日追記:本記事の続きを以下に公開しました▼