【SF思考】「世界の大物達にもSF小説ファンが多い」という話の中で出てきたイーロン・マスクの「愛読書」が、、、ヤバいw
突然ですが、私、宮本道人さんの『SF思考』という本が好きです。
いわゆるビジネス啓発書なのですが、文体がいささか斜に構えてて(いかにもSF的?)そのスタンスが面白い。
だってこの本、そもそも
「この変化の激しい現代をサバイブするために必要なのが、本書で説く『SF思考』なのだ!
、、、というのは、嘘だ」
みたいな感じで始まるんですw、すごいな!いいですね!このとことん正直な書き出し!
むしろSF好きな人は、こんなふうに「この本を読んだからってこんなに厳しい現代を生き残れるわけねーだろ?」とあっさり最初に言ってくれる本こそ、信頼して最後まで読んじゃうんじゃないでしょうか?あ、私もそうだ、、、
それはともかく、
この本についてオススメしたいポイントは多々あるのだけど、今回は、本の途中に挿入されている、あるリストのことに触れたい。
スティーヴ・ジョブズやらバラク・オバマやらの名前をズラリと並べ、「各界の著名人にも、こんなにたくさん、SF小説を『愛読書』に挙げている人がいるんだよ」と説明しているリストなのですが
ざっと見ていって、
ジェフ・ベゾスが『デューン』のファンだった
こととか、
バラク・オバマが『三体』のファンであること
とかは、「なるほどね」という感じでサラリと読み過ごせるのだが、
イーロン・マスクの愛読書が『銀河ヒッチハイクガイド』ってのは思わず二度見してしもうたw
えーーー!マスクさん、マジすか!あれが好きなんですか!いや、、、私も『銀河ヒッチハイクガイド』は大好きですけど、そうは言ってもあれは毒素だらけのブラックジョーク系SF、あんまり「あれが好きです」って公言しないほうが良いんじゃなかろうかw。いや、繰り返しますが、私自身は大好きですがねw
いや、、、あの、、、その、、、決して悪いことではないと思うんですよ、「『銀河ヒッチハイクガイド』が好きっ❤️」てのはね、、、でも、、、私自身も好きなクセに言うのもなんですが、「銀河ヒッチハイクガイドが好きな人って、だけどちょっと、だけどちょっと、、、怖いな」とは思うwましてそれが超絶富豪のイーロン・マスクかあ、、、まあ、「らしい」といえば、「らしい」愛読書ですけどね。なんか、このリストの中で異色で、面白かった、のでそのツボった気持ちのまま、記事にしました!
※追記:ところで、もし日本人の実業家相手にこのようなリストを作ったら、どんな作品があがってくるのでしょうね?日本の場合は、SF小説よりもSF漫画の名作がズラリと来そうだな。そして手塚治虫先生、藤子不二雄F先生、萩尾望都先生の御三方の名前が圧勝する予感がする、、、!