霊感の強い人にはバスガイドという職業はツラいかもしれない・・・と思った、『怪談のシーハナ聞かせてよ。』第35回
第35回はハイクオリティです!
収録怪談がどれも怖くてインパクト強烈です!
ゲスト怪談師は、川奈まり子さんと花房観音さん。二人とも、語りが巧い!
元AV女優から作家・怪談師になった川奈さんの貫禄および彼女が持ってきてくれた怪談(「欠番の家」)の怖さも強力ですが、
バスガイド&小説家の兼業という、花房観音さんのトークが、なんかとっても、面白かった!
というのも、花房さんいわく、
観光バスの運転手とバスガイドというのは、旅館でいちばん「ヤバい」部屋をあてがわれる運命にあるため、各所の旅館の「出る部屋」に詳しくなってしまう職業なのだとか。
となると、バスガイドというのは、霊感の強い人には向かない職業なのか?
でもどうなんだろう、霊感の強い人がバスガイドになったら日常的に「ヤバい部屋」で体験をすることになり、「その方向」への耐性が強くなると考えれば、むしろ、向いている職業なのか?
いずれにせよ怖い!
さて、この第35回の収録怪談は、
山のドライブ
欠番の家
バスガイド怪談
呪われた恋人
ある山の話
の五本でした。どれも怖かった。
でもいっぽうで、怪談というものに知的好奇心が湧いてたまらない私は、「そんなにその世界のモノと『会える』職業なら、バスガイド、やってみたいな」などとも、少し、思ってしまったのでした。
今の私の職業はシステム開発者ですが、定年後の道として、観光ガイドの資格とか、チャレンジしてみようかな?などと思う。
その場合はもちろん、「出る!」とウワサの土地を案内できるガイドになりたいものですね。・・・などと、怖いもの嫌いな人にはとうてい理解されないであろう「定年後の夢」を夢想したりしたのでした。
「出る土地のガイドか、いいなあ。やはり恐山とか、遠野とか、四国がいいかなあ」などと。
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