見出し画像

外国語学習者の耳に痛いプリニウス(甥っ子のほう)の名言:「知識を実践に移さずには・・・」

ヤマザキマリさんが漫画の主人公にしたおかげで有名になった、古代ローマの学者プリニウス・・・の甥っ子のほう(いわゆる「小プリニウス」)のコトバにはなりますが、こんな格言があります。

「習得した知識を実践に移さずに保有することは難しい」

外国語習得者はドキリとしますね。どんなにTOEICでよい点を取ろうが、大学の語学科を卒業しようが、毎日実践で使うシチュエーションがないとせっかく勉強した知識がどんどん衰えてしまうのが外国語の恐怖。そういう点では筋トレに似ている。

であれば、英語にせよフランス語にせよ、できるだけその言語を使う仕事に就いたり、その言語で語れるネイティブの人と友人になったりして、

なんとか日常的に実践が続くようなライフスタイルを取らざるをえません

でも、私のような、古代ギリシア語とかラテン語をやっている人間はいったいどうすればよいのでしょうw。本当に最近、悩みですわ。

できるだけ毎日、古代ギリシア語やラテン語の本を読む時間を作るとか?それもなんか辛いなw。けど、そういう手段しか、もはやないのかもしれず。

※ちなみに、かつて私はnoteでプリニウスについてアツく語ったこともあり。記事のリンク、再録いたします↓

ただし、繰り返しになりますが、今回とりあげた格言は「あのプリニウス」ではなく、甥っ子の「小プリニウス」のほうのものです。


いいなと思ったら応援しよう!