秋は育毛シーズン!秋にできる2つのケア方法とは
秋は1年で一番抜け毛が増える時期とも言われていますが、実は育毛にはもってこいな時期とも言われています。今回は、その理由と秋におすすめのケア方法についてご紹介します。
秋に起こる髪のトラブル
冒頭でもお伝えした通り、秋は髪の毛だけでなく、眉毛も睫毛も怖いくらいゴッソリ抜け落ちるという方もいるくらい、秋は抜け毛が増える季節と言われています。
理由としては以下が挙げられます。
・動物の毛の生え変わりが秋に多いことと同じ
・夏バテによる栄養不足、疲れ、紫外線ダメージといった生活習慣の影響
・夏に毎日のように冷たいものをたくさん飲食していると、気温が下がってくる秋には皮膚の乾燥もあり、髪の毛を育てにくい状態になってしまう
とはいえ、秋は夏のように気温が高くないので寝苦しくないため、しっかりと休息が取れますし、美味しい食べ物も多くあります。
髪や頭皮への栄養も運ばれやすくなり、体の中から元気な髪の毛を育てることができることもあり、むしろ秋は育毛シーズンと弊社ではお客さまにお伝えしています。
ここからは、育毛シーズンに行っていただきたい事を2つご紹介いたします。
①睡眠
「寝る子は育つ」ということわざがありますが、実は本当の話で、寝ている間に分泌される「成長ホルモン」は、健康な髪を育むために欠かせないものです。
この成長ホルモンが、1日のうちで最も分泌されやすいのは、入眠後約3時間と言われています。
入眠直後はノンレム睡眠といって身体が最もリラックスしている状態で、最も眠りが深い時期です。
そのため、長時間眠れば、その分沢山分泌される、というわけではなく、“深い睡眠”をとれているのか、が重要なポイントになります。
深い眠りにつくために必要な事
深い眠りにつくためには、就寝2時間前くらいまでに湯船に浸かってリラックスする時間を取る事をお勧めします。
また、日中に太陽の光を浴びるのも効果的です。脳内で「セロトニン」という物質が分泌され、自律神経を整えます。
一方、太陽が沈むと合成される「メラトニン」という物質は、副交感神経を優位にさせて睡眠を促します。
この、自律神経と副交感神経を切り替えることが、深い眠りには重要です。
就寝時は出来るだけ部屋を暗くして、静かな状態にしましょう。
眠る前のスマホやパソコン、テレビの光は、メラトニンの合成を妨げます。
また、お酒やタバコも、質の良い睡眠を妨げます。
ついやってしまいがちですが、ここは心を鬼にして、ガマンしましょう。
②髪の毛にいい食材を摂る
また秋は、髪の毛に良い食材が美味しい季節でもあります。
夏に受けたダメージを修復し、健康な髪を育むためにも、秋の美味しい食材を活用しましょう。
この時期に、ぜひ取りたいのが秋鮭です。
「鮭」の身の赤い色素「アスタキサンチン」は、抗酸化作用が強いことで有名です。また、知覚神経刺激作用があり、IGF-1を増やす効果があります。
また、シイタケやエリンギなどの「きのこ」も美味しい季節です。
多糖類(食物繊維)が豊富に含まれ、IGF-1を増やす働きがあり、育毛効果が期待できます。また、便秘解消にも効果があるのでお勧めです。
トースターで焼くだけでできる鮭ときのこの1品
そこでお勧めなのが、鮭ときのこの一品。
鮭は切り身で売られてますし、きのこはハサミで石づきを落とせば手で裂けるので、包丁もまな板も使いません。
鮭の切り身に、白ワイン・塩・こしょうを振り、お好みのきのこ類と一緒に耐熱容器に並べて、バター・マヨネーズ・溶けるチーズを乗せてトースターで10分程焼くだけととても簡単にできます。
まとめ
気候の良い秋は、適度に体を動かして、バランスのとれた食事をして、気持ちの良い睡眠をとる。
当たり前なようですが、健康な身体、そして髪の毛のためにはとても大切なことです。
「秋」からしっかり髪の毛を育んでいきましょう。