自信は行動から生まれる:まずは一歩を踏み出そう!
一昨日、第三期「人間関係改善と自己実現のための講座」の日曜日クラスが無事に終了しました。毎週、皆さんとともに学びを深める時間は私にとっても大変貴重で、たくさんの気づきと成長の瞬間を共有できたことを、とても嬉しく思います。
講座の中で何度もお伝えしてきたことがいくつかあります。その中の一つ、特に大切だと思うのは「やりたいこと」と「できること」を切り離して考えるということです。
私たちは、何かをやりたいと思うとき、その気持ちと「自分にそれができるかどうか」を同時に考えてしまいがちです。そして、その結果、「どうせ今の自分には無理だ」と諦めてしまうことも多いのではないでしょうか。
私自身、講座を通じて感じるのは、多くの方が「今は自信がないから、もう少し自分が成長してからやろう」と考え、行動を先送りにしてしまうということです。しかし、これはよくあることですが、多くの場合で「その日」はなかなか訪れません。なぜなら、自信というのは何かを経験することでしか得られないからです。つまり、まずは行動してみなければ、決して自信はついてこないのです。
そこで、一つの考え方として「自信がある自分を先取りする」という方法をお勧めします。今すぐに自信がないとしても、あたかも自信がある自分になりきってみるのです。自信を待つのではなく、あたかもそれを既に持っているかのように行動することで、その感覚が現実に追いついてくることがあります。
「自信がついたらやろう」というのは、言い換えれば「自信がないからやらない」ということです。しかし、その考え方では、いつまで経ってもやりたいことに挑戦する機会をつかめないかもしれません。
そこで、私は皆さんに、まず「やりたいかどうか」と「できるかどうか」を別々に考えることをお勧めしています。そして、本当にやりたいという気持ちがあるならば、その気持ちに素直になり、自信がついていなくても、まずは一歩を踏み出してみるのです。そして、その際、自信がある自分をイメージし、その気持ちで行動することで、自信は後からついてくるでしょう。
実際、講座の中で多くの方が「できないと思っていたけれど、やってみたら意外とうまくいった」という体験をされています。それは、私たちが無意識のうちに自分を過小評価してしまうからです。何かをやってみて、初めて「できる」という感覚が芽生え、その積み重ねが本物の自信へとつながります。
このように、講座では自己実現に向けた大切なマインドを数多くお伝えしています。私たちはいつでも挑戦することができます。皆さんが自信を持って次のステップに進むお手伝いを、これからも続けていきたいと思っています。