なぜ齢を重ねるごとに「1年が早く感じる」のか!?『ジャネーの法則』
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歳をとるたびに時間の流れが早く感じるようになる『ジャネーの法則』。
メカニズムと「年齢ごとの体感時間」、抗う方法について解説しています。
■『ジャネーの法則』とは?
齢を重ねるごとに「1年が早く感じる」と耳にしたり、体感してはいませんでしょうか?
この「歳をとるたびに時間の流れが早くなる感覚」のことを、『ジャネーの法則』もしくは『ジャネの法則』と呼びます。
この法則は「生涯のある時期に感じる時間の長さは、年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」というものです。
◆提唱したのは?
この『ジャネーの法則』は、19世紀のフランスの哲学者である ポール・ジャネ 氏 が発案し、甥の心理学者である ピエール・ジャネ 氏 の著書『記憶の進化と時間概念』において紹介されました。
■『ジャネーの法則』のメカニズムと「年齢ごとの体感時間」
『ジャネーの法則』が発生する2つのメカニズムと年齢ごとの体感時間は、以下の通りです。
◆メカニズム①:脳の活動量の多寡
『ジャネーの法則』のメカニズムを人間の「脳」の働きからみてみると、脳の活動量が多いほど時間がゆっくりと流れるように感じ、逆に活動量が少ないと時間が早く流れるように感じる、という性質によって生じるとされています。
脳は、新しいことを学ぶ際、多くの神経細胞が働くようになります。
神経細胞が活発化すると、脳の血流量が増加し、エネルギー消費量も増加することになります。
脳の活動量が増えることによって、時間がゆっくりと流れるように感じる、というわけです。
逆に、新しいことに接触する機会に乏しく同じことを繰り返す毎日だと、脳の活動量は低下し、だんだんと老化していくことになります。
◆メカニズム②:齢をとることで「1年の比率」が小さくなるから
次に、歳をとることによって「1年の比率」が小さくなることも、『ジャネーの法則』が効果を発揮する要因と言えます。
例えると、30歳の人間にとって1年の長さは「人生の30分の1(3.3%)」ですが、1歳の人間にとっては「人生の1分の1(100%)」となります。
つまり、生きてきた年数によって、1年の長さは相対的に短くなることになり、時間が流れるのが早く感じる、ということです。
この現象は「初めて行った場所からの帰り道の方が、行きよりも短く感じる」という『リターントリップエフェクト(Return Trip Effect:RTE)』と近しい感覚と言えます。
◆年齢ごとの体感時間
年齢を重ねることによって、1年の長さをどのくらいの短さで感じるようになるのか。
「年齢と体感時間」をあらわすと以下のような形になります。
この法則に当てはめると、上記のような年齢ごとの体感時間となりますが、さすがに極端な日数になるので、あくまで「年齢を重ねるごとに体感時間は短くなる」という目安の数値となります。
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この続きでは、『ジャネーの法則』に抗う方法について解説しています。
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